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3Dプリンター ムサイ改型ワルキューレ リメイク日誌(5日目)ハッチのプラ板工作

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って造形したムサイ改型ワルキューレのリメイクをしていきます。今回はコムサイのモビルスーツデッキのハッチ部分をプラ板で工作していきます。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

前回までの作業は、別記事をご覧ください。

モビルスーツデッキのハッチ部分

今回、リメイクしたコムサイにはモビルスーツデッキを追加したのでハッチ部分を造形していきます。

当然、3Dプリントしてみたのですが0.5ミリくらいの薄物なので上手く造形できなかったので、今回はプラ板で工作を行いました。

3D CADソフトには、印刷機能があるので実寸で紙に印刷するところから開始です。とりあえずハッチ部分の図面を4つ並べてA4用紙に印刷しました。

1つの図面部分をカットして、裏側の中央部分に直線を引いておきます。

図面の端になる部分に両面テープを貼り付けます。

図面に入りそうなプラ板(今回は端切れを使用)中央の線に合わせて貼り付けます。

こんな感じで2枚のプラ板を印刷した紙に貼り付けます。

新品の刃に交換したデザインナイフで図面の外側をカットします。

こんな感じでハッチ部分の切り出しが終了。

コムサイに合わせて、サイズ感を確認。やっぱり平面パーツはプラ板の方が3D造形よりも勝ります。

ヒンジ部分も切り出すので、ハッチと同様に両面テープを貼り付けます。

適当なサイズのプラ板を貼り付けます。

図面の外側の線に沿って、デザインナイフでカットします。

小さなパーツになりますが、こんな感じで切り出し終了。

ハッチ部分とヒンジ部分を切り出すことができました。

図面を印刷した紙にマスキングテープでハッチ部分のプラ板を固定します。

ヒンジ部分のパーツを図面に合わせて、流し込み接着剤で固定していきます。

接着剤が十分に乾燥したらヒンジ部分のパーツの両面テープを剥がしていきます。

ハッチ部分のパーツを用紙から剥がして、裏側にしてヒンジ部分の段差にプラ板を流し込み接着剤で固定します。

はみ出した部分のプラ板をデザインナイフでカットして、ハッチ部分の工作終了。

こんな感じで、3D CADソフトから印刷した図面で、コムサイのハッチ部分を工作することができました。

まとめ

今回は、3Dプリントで造形したムサイ改型ワルキューレのコムサイのハッチ部分をプラ板で工作しました。

光造形の3Dプリンターの場合、薄い形状の造形はレジンの強度や印刷方向で曲がってしまったり、上手く造形出来ない場合が多いので、無理に造形するよりもプラ板で工作した方が早い場合があります。

たいていの、3D CADソフトには印刷機能があるので設計した図面を等倍で出力することで工作に使うことが出来るので、採寸してプラ板をカットするよりも精度が良い工作をすることができるのでオススメです。

造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

次回は、ハッチ部分の開閉機能を考えていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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