ガンプラ転売のブームでキットが手に入らないので3Dプリンターでガンプラ欲を満たすために、フルスクラッチで製作した高速起動型ザク(タコザク)を流用して勢いで製作するサイコミュ試験型ザクの記録7日目。今回は足裏パーツを支える足首関節のパーツを造形しました。
足首関節パーツのデザイン
先回、余剰パーツのポリキャップを流用して製作した股関節と同様に、今回もポリキャップを流用して足首の関節をデザインしていきます。
ポリキャップの軸は、約3ミリで設計されているので、パーツ側は、3.2ミリの穴を開けるように設計すると、すんなり入るようになります。
今回は設計したのは、膝部分から下に伸びるビルのようなパーツ。下から軸を入れるようにしたので、約3.2ミリのスリットを入れ、窓のような部分は軽量化と成型時に無感光の樹脂が流れやすくするために追加しています。
紫外線で感光していない樹脂を、パーツに溜らせると不用意な樹脂の硬化が始まったり、自重を重くしてしまうので、脱落のリスクや曲がりやヒケの原因にもなるので、パーツの一部に樹脂を流すためのドレン機能を付けておくと安心です。
今回も私が愛用している「DesignSparkMechanical」でデザインしていきます。
こんな感じで、20度くらいの角度をつけて造形。立方体や直方体のように平らな部分が多いパーツは少し傾けて印刷すると、1回あたりの感光部分の面積を小さくすることができるので、感光部分への貼りつき防止に役立ちます。
こんな感じで、ポリキャップをスリットに押し込んで使います。
膝部分に位置合わせ用に開けておいた凹みにパーツを入れて
足裏側から5ミリのプラ棒を通して先端にポリキャップを押し込みます。
受け側パーツのスリットにポリキャップの軸を下から入れます。
ポリキャップを回転することで、ある程度自由に動かすことができます。
両脚分を仮組みして足首関節パーツの出来上がり。ある程度思った通りに造形して仮止めすることができました。
まとめ
今回は、フルスクラッチでの造形を始めたサイコミュ試験型ザクの足首関節のパーツを造形しました。
HGキットで余ってしまうポリキャップを使うことで、股関節と一緒に、ある程度自由に可動させられる脚部を造形することができました。
頭や画面で、可動ギミックを考えるのも、工作を楽しむための重要な工程です。
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