2022年5月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.68に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2021年11月にリリースされたバージョン1.66 に関する別記事もご覧ください。
表示言語の切り替え
コマンドパレットを使ってメニューやダイアログボックスの表示言語の切り替えが可能になりました。
使い方は[コマンドパレット]パネルに “Configure Display Language” と入力して
表示されたリストから表示言語を選択します。(言語の切り替え後にVSCの再起動が必要になります)
非推奨拡張機能のタイトル
拡張機能を表示する際に、非推奨になっている場合に取り消し線がタイトルに表示されるようになりました。
Debugger for Chrome 拡張機能を表示すると、次のような表示でタイトルに取り消し線が表示され、 JavaScript Debugger を推奨する表示が追加されます。
ポップアップ画面のロック
例えば、拡張機能の一覧にマウスポインターを重ねた際に表示される詳細画面など、ポップアップで表示される画面をマウスポインターが離れても非表示にならないようにロック機能が追加されました。
ポップアップ画面が表示された際に、キーボードの [Alt] キーを押すことで画面の枠表示が変わり、ロックされます。
マウスポインターを離してもポップアップ画面が非表示にならないために、文字をドラッグして選択する操作が容易になります。
まとめ
今回の更新では、ポップアップ画面のロックが追加され個人的には操作が楽になりました。
他の機能や詳細な部分は、1.68のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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