2022年12月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.74に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2022年11月にリリースされたバージョン1.73 に関する別記事もご覧ください。
エクスプローラー画面の自動ファイル選択除外
ファイルをタブ表示した際に、ファイルの一覧表示を行う[エクスプローラー]画面の該当ファイルがフォーカスされる[ファイルの自動選択]にファイルの種類毎に除外する設定ができるようになりました。
自動ファイル選択機能は、設定画面の explorer.autoReveal で行います。
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例えば、既定値の true であれば、”index.html” ファイルをタブで選択するとエクスプローラー画面のツリー表示でもファイルにフォーカスが設定されます。

設定画面の “explorer.autoRevealExclude” を設定すると、ファイルの種類によってファイルの自動選択の有効と無効を切り替えることができるようになりました。

サイドメニューのバッジ非表示
[エクスプローラー]や[拡張機能]などサイドメニューに表示されるバッジの表示・非表示を切り替えることができるようになりました。
各メニューの右クリックで表示されたポップアップメニューに[バッジを非表示にする]メニューで設定ができます。

アップデート通知などが気になる人には便利な機能かもしれません。
まとめ
今回の更新の目玉は、エクスプローラー画面の自動フォーカス設定をファイルの種類で切替える機能だと思われます。
ファイルの数が多いと、タブ画面で切り替える際にエクスプローラー画面もスクロールすることがあり、結構気になることが多かったので、それを無くすことができるのはストレスが軽減するかもしれません。
他の機能や詳細な部分は、1.74のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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