無料で使える「DesignSpark Mechanical」ですが、2023年5月31日で、バージョン5以前のアプリが使えなくなるので、新しいバージョンに更新して無料(Explorer)プランを使ってみました。
DesignSpark Mechanical
商用でも無料で利用できる高機能な3DCADです。新しいバージョンでは有料プランが加わり無料プランでは使えない機能が追加されてきています。
旧バージョンは2023年5月末で利用不可
「DesignSpark Mechanical」を起動直後に表示されるスタートページでも告知されていますが、2023年5月31日までに新しいバージョンに移行しようという話になっています。
公式ページの「各プランの内容」では、有料プランと無料プランの機能比較が一覧で確認できます。
ホビー用途であれば無料プランでも十分
私のようにプラモデルの改造パーツをモデリングするくらいであれば無料のExplorerプランでも十分使えるのが分かりました。
良く使う機能を整理してみると次のような感じになります。
- 画像ファイルの読み込み(画像や写真ファイルを編集中のファイルに追加)
- STL形式での出力(スライサーソフトで読み込むための形式に変換)
この2つの機能は無料プランでも利用できるので、ホビー用途でパーツを3Dプリンターで印刷する用途でも十分です。
有料プランになると、機能的な3Dモデリング機能に加えて
- 3D ミラーツール
- リバースエンジニア(3Dスキャナーで作成したSTL形式のデータをインポート)
- AutoCAD DWG、DXF、IGES、STEP 形式ファイルのインポート
の機能が利用可能です。3Dスキャナーからモデルを作成したい人は有料プランが必要になります。
まとめ
新しいバージョンの「DesignSpark Mechanical」の無料プランで、利用できる機能について調べてみました。
プラモデルの改造パーツを3Dプリントするくらいの使い方であれば、無料プランでも十分に利用できることが分かりました。
「DesignSpark Mechanical」最新版の有料・無料プランについて参考になれば幸いです。
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