Google AdSenseの管理画面に「お支払いの源泉徴収を正しく行うために、すべてのYouTube クリエイターとパートナーの皆様に、税務情報を提出していただく必要があります。」と表示された時の対処法です。
GDPR同意メッセージ
Google AdSenseの管理画面を開くとポップアップされる「2024年1月16日までにGDPR同意メッセージを作成してください」メッセージ。
アイコンも危険寄りの注意表示なので、おそらく重要なお知らせなのは分かります。管理画面の操作をさせなくする表示なので、早めに設定しましょう。
要するに、欧州経済領域(EU)と英国でAdSense広告が表示される場合に、GDPRメッセージを用意しておかないと広告が表示されず収益化が減りますという話です。
注意する部分としては、AdSense広告を表示しているブログやホームページがEUと英国で表示されていなければ、特に気を付けることはありません。
Google Analyticsなどで国別のレポートで月間インプレッションが少なければ収益に影響がでるのも稀有な話になります。
しかし、この状態だとGoogle AdSense管理画面が使えないので何か設定しておく必要があります。
同意メッセージ作成オプション
ポップアップされている画面に表示されているオプションは次の3つです。
- Google 認定のCMPを使用して GDPRメッセージを作成します。
- AdSenseで、GoogleのCMPを使用してGDPRメッセージを作成します。
- GDPRメッセージを作成しません。
何のことやら分からないオプションですが、上2つのオプションは「GDPRメッセージを作成して表示」、一番下のオプションは「GDPRメッセージを表示しない」です。
つまり、今後も含めてEUや英国でAdSenseで広告収入を得るつもりがなければ一番下のオプションを選択します。
今後も含めて、自分のブログやホームページのAdSense広告収入を欧州からも受けたい場合には上の2つのオプションを選択します。
じゃあ、どちらのオプションを選ぶのかという話ですが文面と読む限り違いが分かりません。作り手の心理から考えると、無難な選択肢は1番目にあることが定石なので私は一番上のオプションを選択して[確認]をクリックしました。
ポップアップ画面が非表示になり、AdSense管理画面のヘッダー部分に[GDPR設定]に関する注意喚起の表示が追加されました。
[GDPR設定に移動]リンクから設定されている内容の表示と編集ができます。
まとめ
今回の「GDPR同意メッセージを作成してください」は、EUや英国でのAdSense広告が収益化の大きい場合は影響があります。
しかし、ブログやホームページが表示が国内に限定されている場合には、それほど影響を受けない設定です。
Google Analyticsのレポートで表示されている国別で確認することができるので、ある程度の判断が可能です。
Google AdSenseの管理画面に「GDPR同意メッセージを作成してください」が表示されて困っているの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。