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Amazon PA APIのGetItemsメソッドの戻り値を解説してみる

Amazon Product Advertising APIのGetItemsメソッドで取得される戻り値について備忘録的に投稿します。

Amazon Product Advertising API

先回、[開発者ガイド]で公開されているサンプルコードでキーワードを使った商品検索ができました。

サポート無しの英文リファレンス

Amazon Product Advartising APIは無料で利用ができますが、利用するための条件があります。

中でも重要なのが、これ

売上実績の発生がない場合は、PA-APIの利用開始はできません。
また、発送済み商品売上が過去30日以内に発生していない場合、PA-APIをご利用いただけなくなる恐れがございます。

Amazon アソシエイト ヘルプより

1日で利用できるAPIの回数などの制限もありますが、Amazonアフィリエイトで継続的に売上実績を上げる必要があります。

なので、過去30日以内に1円でもアソシエイトリンクを使った売上が無いとAPIのテストもできないという状況になります。

これからAmazonのアフィリエイトを始める場合はAPIの利用は厳しい。

さらに、問い合わせやサポート無しでリファレンスは “ほぼ” 英文なので、難易度が高めのAPIになっています。

詳しくは[Amazon アソシエイト ヘルプ|その他のお知らせ]をご覧ください。

GetItemsの戻り値

開発者ガイド(リファレンス)内には、キーワード検索に関するサンプルコードが紹介されています。

しかし、アフィリエイトで利用するためには商品へのリンクを作るために、ASINコードから商品を検索する必要もあります。

そのためには[GetItems]メソッドで商品情報を収集する必要なケースが出てきます。

[GetItems]メソッドの使用方法について詳しい内容は別記事をご覧ください。

API リファレンスのResourcesに英文が載っています。

日本語で表すと、こんな感じになります。

BrowseNodeInfo

Amazon内の商品カテゴリーの階層情報とランキングがJSON形式で戻されます。

BrowseNodes

パソコンや周辺機器など、Amazonの商品カテゴリーに関する区分がツリー構造で戻されます。

"BrowseNodeInfo": {
    "BrowseNodes": [
    {
    "Ancestor": {
    "Ancestor": {
        "Ancestor": {
        "ContextFreeName": "パソコン・周辺機器",
        "DisplayName": "パソコン・周辺機器",
        "Id": "2127209051"
        },
        "ContextFreeName": "パソコン・周辺機器",
        "DisplayName": "カテゴリー別",
        "Id": "2127210051"
    },
    "ContextFreeName": "PCパーツ",
    "DisplayName": "PCパーツ",
    "Id": "2151901051"
    },
    "ContextFreeName": "内蔵型ハードディスクドライブ",
    "DisplayName": "内蔵ハードディスク",
    "Id": "2151923051",
    "IsRoot": false,
    "SalesRank": 18
    },

WebsiteSalesRank

カテゴリー内の順位が戻されます。

"WebsiteSalesRank": {
  "SalesRank": 6957
}

Images

Amazon内の商品紹介ページで表示される画像のサイズとURLが戻されます。

Primary

縦横サイズとURLなどの紹介ページのメインの画像情報が戻されます。

"Images": {
    "Primary": {
    "Large": {
    "Height": 500,
    "URL": "https://m.media-amazon.com/images/I/41mvqe1FS3L._SL500_.jpg",
    "Width": 414
    },
    "Medium": {
    "Height": 160,
    "URL": "https://m.media-amazon.com/images/I/41mvqe1FS3L._SL160_.jpg",
    "Width": 132
    },
    "Small": {
    "Height": 75,
    "URL": "https://m.media-amazon.com/images/I/41mvqe1FS3L._SL75_.jpg",
    "Width": 62
    }
    },

Variants

他にも画像が取得された場合に、縦横サイズとURLなどの情報が配列で戻されます。

"Variants": [
    {
    "Large": {
    "Height": 500,
    "URL": "https://m.media-amazon.com/images/I/411i7P-NgkL._SL500_.jpg",
    "Width": 414
    },
    "Medium": {
    "Height": 160,
    "URL": "https://m.media-amazon.com/images/I/411i7P-NgkL._SL160_.jpg",
    "Width": 132
    },
    "Small": {
    "Height": 75,
    "URL": "https://m.media-amazon.com/images/I/411i7P-NgkL._SL75_.jpg",
    "Width": 62
    }
    },

ItemInfo

Amazon内の商品紹介ページで表示される商品内容が戻されます。

ByLineInfo

ブランドや表示値などのメインの画像情報が戻されます。

"ByLineInfo": {
    "Brand": {
    "DisplayValue": "ウエスタンデジタル(Western Digital)",
    "Label": "Brand",
    "Locale": "ja_JP"
    },
    "Manufacturer": {
    "DisplayValue": "Western Digital Technologies, Inc.",
    "Label": "Manufacturer",
    "Locale": "ja_JP"
    }
},

Classifications

プロダクト群などの商品カテゴリーの情報が戻されます。

"Classifications": {
      "Binding": {
       "DisplayValue": "Personal Computers",
       "Label": "Binding",
       "Locale": "ja_JP"
      },
      "ProductGroup": {
       "DisplayValue": "パソコン",
       "Label": "ProductGroup",
       "Locale": "ja_JP"
      }

ContentInfo

ロケールなどの言語情報が戻されます。

"ContentInfo": {
      "Languages": {
       "DisplayValues": [
        {
         "DisplayValue": "英語",
         "Type": "発行"
        },
        {
         "DisplayValue": "フランス語",
         "Type": "原語"
        }
       ],
       "Label": "Language",
       "Locale": "ja_JP"
      }

Title

商品紹介ページに表示される商品名(タイトル)部分の内容が戻されます。

"Title": {
      "DisplayValue": "Western Digital 8TB WD ブルー PC ハードドライブ HDD - 5640 RPM SATA 6 Gb/s 128 MB キャッシュ 3.5インチ - WD80EAZZ",
      "Label": "Title",
      "Locale": "ja_JP"
     }

Offers

商品紹介ページに表示される商品の状態が戻されます。

Listings

"Listings": [
      {
       "Availability": {
        "Message": "在庫あり。",
        "MinOrderQuantity": 1,
        "Type": "Now"
       },
       "Condition": {
        "ConditionNote": {
         "Locale": "ja_JP",
         "Value": "新品 未開封品です。こちらの商品の発送はamazon倉庫が行なっています。24時間対応していますので、何時でもご注文頂ければと思います。何かございましたらamazonカスタマーサービスまでご連絡ください。"
        },
        "SubCondition": {
         "Value": "New"
        },
        "Value": "New"
       },

Summaries

商品の状態(”Condition”)や最高(”HighestPrice”)最低(”LowestPrice”)価格、出品者数(”OfferCount”)などの補足情報が戻されます。

"Summaries": [
      {
       "Condition": {
        "Value": "New"
       },
       "HighestPrice": {
        "Amount": 36629,
        "Currency": "JPY",
        "DisplayAmount": "¥36,629"
       },
       "LowestPrice": {
        "Amount": 17700,
        "Currency": "JPY",
        "DisplayAmount": "¥17,700"
       },
       "OfferCount": 35
      }

まとめ

今回は、Amazon アソシエイトプログラムの Amazon Product Advertising APIの[GetItems]メソッドで戻されるJSON形式の内容について解説してみました。

Amazon PA APIは、公開されているリファレンスが英語のみなので、かなり敷居の高そうなAPIですが、機能は少ないので意外に簡単に導入ができました。

Amazonの商品内容を画像付きでリンクを自作したい人の参考になれば幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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