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塗装ブースをコンクリートパネルで自作(2日目)シロッコ型換気扇とカットサービス

プラモデルや3Dプリンターの造形物にエアブラシや缶スプレーで塗装する時に、換気や飛散した塗料を屋外に逃がす塗装ブースを自作してみます。今回は換気扇とブースの外観設計をしました。

塗装ブース

塗装ブースと言っても調べてみると、タミヤやGSIクレオスなどの模型メーカーなどから出されている商品から、部屋の一角に設置するような大型の設備まで沢山あって、どんな感じにしようか迷ってしまいます。

今回はSNSで見つけた「MOTO6」さん塗装ブースを参考にして設計してみました。

シロッコ型換気扇

先回の記事で、ブースの製作するための材料に「コンクリート型枠用塗装合板」を決めました。

https://blog.janjan.net/2024/04/10/paint-booth-make-using-concrete-panel-vol-1/

今回はブース内の空気を外に出すための換気扇です。

ネットで調べてみると「シロッコ型換気扇」を使っている人が多かったので、今回は乗っかります。

中でも利用率が高かったのが「Panasonic (パナソニック) 天埋換気扇 (鋼板)コンパクトキッチン用 FY-24BM6K

値段も6,000円くらいで、レビューでもキッチン用としてではなく自作塗装ブースとして書かれているのが多い商品です。

早速、Amazonでポチリ。

いかにも、建築材料的な外装で到着。

箱を開けると、取扱説明書や取り付け用ネジまで用意されていてさすがは「Panasonic」製。

この製品の特長はキッチン用なのでプラスチック製のパーツが少なく金属製。重量がありますが、溶剤などに侵される心配がありません。

3D CADで外観設計

換気扇を採寸して、ブースの設計を行います。

3Dプリンターで造形するモデルを作成する要領で、板材で換気扇を囲んでいきます。

表面には、塗装後の匂いを閉じ込めるために扉を付けました。

追加した扉を使って、塗装時にエアブラシの飛散を防ぐ機構も3D CADだと考えつきます。

最後に、ブースの材料を板材の寸法に入るように調整して設計完了。今回は材料費を下げるために、底面と裏面に使う板は4ミリのべニア板にしました。

ホームセンターのカットサービス

「コンクリート型枠用塗装合板」はネットでも購入できますが、ホームセンターを利用する理由は「カットサービス」。

大型の切断機が用意されていて購入した木材などを、指定した長さでカットしてくれます。

電動の丸ノコも持っていますが、さすがに1800ミリの板を精度良く切り分ける自信はありません。

たいていの場合は「持ち込み」によるカットサービスは不可なので、ホームセンターで購入した方が楽ができます。

今回利用したホームセンターのカットサービスは1カットで「50円」。設計する際に切断する数を少なくなるように配置すると節約できます。

この大型板材が

こんな感じでカットしてくれます。

手切りではないので、切断面もキレイです。

次回は、カットした「コンクリート型枠用塗装合板」に換気扇を取り付ける穴を開けていきます。

まとめ

今回は、3Dプリンターの造形物やプラモデルのエアブラシ塗装など利用するための「塗装ブース」を自作するための設計と換気扇の下調べをしました。

今やネットで、建材でも購入できますが、ホームセンターの「カットサービス」を使えば板材を指定した寸法でカットができます。

また、丸ノコやノコギリなど、工具を揃えるコストやカットする労力も無いので工作を進めることができます。

塗装ブースを自作したいと考えている人の参考になれば幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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