プラモデルや3Dプリンターの造形物にエアブラシや缶スプレーで塗装する時に、換気や飛散した塗料を屋外に逃がす塗装ブースを自作してみます。今回は換気扇を取り付けるためにコンクリートパネルのくり抜き作業をしました。
塗装ブース
塗装ブースと言っても調べてみると、タミヤやGSIクレオスなどの模型メーカーなどから出されている商品から、部屋の一角に設置するような大型の設備まで沢山あって、どんな感じにしようか迷ってしまいます。
今回はSNSで見つけた「MOTO6」さん塗装ブースを参考にして設計してみました。
シロッコ型換気扇の取り付け穴
先回の記事で、ホームセンターのカットサービスで切り分けた「コンクリート型枠用塗装合板」に換気扇を取り付けるための加工をしていきます。
今回使うのは「Panasonic (パナソニック) 天埋換気扇 (鋼板)コンパクトキッチン用 FY-24BM6K」
こんな感じで、換気扇をパネルに取り付けられるように「コンパネ」をくり抜いていきます。
ドリルとジグソーで穴開け
板材に四角い穴を開口するには、ドリルとジグソーを使うのが定番です。
開口するための換気扇口を採寸して、板材に書き写します。その際、3~5ミリくらい大きめにしておくと楽に取り付けできます。
開口部分の四隅にドリルの半径分(今回は12ミリなので6ミリ)内側を中心にして穴を開けます。
ジグソーの刃を穴に通して四隅の穴を繋げるように切断します。丸ノコと違って刃先が動いてしまうので、切断方向に向けて「ゆっくり」ジグソー本体を動かすのがコツです。
開いた部分に、換気扇を通して仮組みしてサイズを確認します。小さい場合には「ヤスリ」などで削って調整します。
最後に、固定用のネジ穴の位置をマーキングして穴を開けます。
固定用のネジを買い忘れていたので、次回は換気扇の取り付けから、カットした「コンクリート型枠用塗装合板」を箱組していきます。
まとめ
今回は、3Dプリンターの造形物やプラモデルのエアブラシ塗装など利用するための「塗装ブース」を自作するための換気扇を板材に固定するために開口しました。
ジグソーやドリルなど、必要な工具を揃える必要がありますが、最近ではホームセンターの「工具レンタルサービス」や「貸作業場」などのサービスも利用できます。
塗装ブースを自作したいと考えている人の参考になれば幸いです。
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