中断していた貨物ポッド(カーゴ・ピサ)を製作を続けていきます。先回デザインを修整した格納庫を強化するために再設計の続きでブースターノズルにLEDを追加すべく、デザインと造形をやり直しました。
貨物ポッド カーゴ・ピサ(CARGO PISA)
映画「閃光のハサウェイ」に登場した、Ξ(クスィー)ガンダムを月から運んできた貨物ポッド(輸送ロケット)です。
映画では、主人公のハサウェイがエメラルダと一緒にメッサー指揮官機で取り付いてガンダムを受け取ったシーンが描かれています。
今回は、この巨大な筒形状モデルの内部でクスィーガンダムが格納されている部分のパーツの接続部分の再設計を行いました。
今回はキット化されている訳ではないので、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ メカニック&ワールド (双葉社MOOK) ムック」の設定イラストを眺めながらデザインを行いました。
ブースターノズルにLED追加
先回までの作業内容は別記事をご覧ください。
Netflixで「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を繰り返し視聴している中で、ブースターに灯が入っているシーンを観て、光らせたい欲望に駆られてLEDの追加をします。
AmazonでLEDを探していて、「DiCUNO 発光ダイオード 3mm 10色 透明LEDセット 赤/青/白/橙/黄/緑/ピンク/紫/電球色/鶸色 各20個 透明 200個入」のセットで良さげな色を見つけたのでこれを仕込んでみます。
「橙」としてセットに入っている、この色が気に入りました。
「橙」以外のLED色については、別記事をご覧ください。
ブースターノズルの再デザイン
3ミリの砲弾型LEDを仕込むために、中央の円柱状の突起部分に穴を追加します。
配線を本体に引き込むために、他パーツにも開口していきます。
今回から、新しい3Dプリンター「ELEGOO MARS 4 ULTRA」を導入しました。
条件が変わったのか、造形時にクラックが入ってしまいました。
色々条件を変えてみましたが、クラック部分から脱落したり前のプリンターのように造形できません(笑)
おそらく、クラックが生じる部分の肉厚か造形物の重量が原因な気がします。
パーツ分割して再造形
数回トライしても上手く造形できないので、パーツを分割して軽量化と肉厚部分を解消してみます。
ノズルの内側と外側に分割して、内側を光造形のレジンで外側をFDMのPLA樹脂にして軽量化をしてみます。
曲面パーツの合わせ部分を確認は「DesignSpark Mechanical」の場合は、中央線で「スケッチモード」に変更すると、簡単に断面図を見ることが出来ます。
こんな感じで、複数のパーツの合わせ目と寸法を合わせていきます。
とりあえず内部パーツから試作。
途中のクラックはなくなりましたが、最上部のオーバーハングが耐えきれずに脱落。
脱落してしまった部分をサポート材で固めて、再度造形。
今回は、脱落せずに最後まで造形完了。
新しいプリンターで印刷したのも原因ですが、結局6時間近く3Dプリンターと格闘して、LEDを取り付けるための穴を追加した内側パーツを造形することができました。
既存パーツに穴を追加するだけという考えて作業しましたが、結構な労力とレジンを使いました(笑)
造形できないとストレスが溜りますが、その度に新しい知識が手に入るので明日への糧になります。
まとめ
今回は、映画「閃光のハサウェイ」に登場した貨物ポッド(カーゴ・ピサ)のブースターノズルのリニューアルを行いました。
劇中では、クスィーガンダムを空中受領後に海面に降下するシーンが描かれていますが、ブースターの全開シーンをLEDで再現するために再造形しました。
造形した作品はインスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
スポンサーリンク
最後までご覧いただき、ありがとうございます。