2024年07月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.92に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2024年06月にリリースされたバージョン1.91に関する別記事もご覧ください。
パネルを上に表示
[ターミナル]などの表示位置[パネルの位置]設定に[上(Top)]が追加されました。
[左][右]、[下揃え]の他に上部に[ターミナル]などのパネルを表示できます。
リンク表示のブラウザ指定
エディターなどでリンクされているURLをクリックした際に表示されるブラウザの指定が可能になりました。
Visual Studio Codeでは表示されるブラウザーはオペレーティングシステムの標準ブラウザになっています。
[設定]画面の “workbench.externalBrowser” を検索して表示された[Extenal Browser]に表示するブラウザーのフルパス(”edge”、”chrome”、”firefox” で省略可能)を入力することで指定が可能です。
ファイルドロップ時の無効化
エクスプローラーなどからファイルをVisual Studio Codeにドロップした際にファイルを開く挙動を無効化が可能になりました。
[設定]画面で “explorer.autoOpenDroppedFile” を検索してチェックを外すと無効化できます。
ファイルのドラッグアンドドロップ操作で不用意にファイルを開いてしまう人には便利な機能です。
まとめ
Visual Studio Code 1.92で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。
今回はファイルのドロップ時の挙動や、リンクを開くブラウザーの指定など、Visual Studio Codeを利用する際の細やかな設定が追加されていました。
他の機能や詳細な部分は、1.92のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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