2024年08月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.93に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2024年07月にリリースされたバージョン1.92に関する別記事もご覧ください。
プロファイルエディター画面
プロファイル一覧や設定値を表示する[プロファイル]画面が新しくなりました。
複数のプロファイルを設定している場合に、構成情報などが見やすくなりました。
設定項目へのURL
[設定]画面の各項目へのURLをクリップボードにコピーするメニューが追加されました。
[設定]画面の各項目(”files.autoSave” など)を表示するためのURLが、歯車アイコンで表示される[URLとして設定をコピー]メニューが追加されています。
コピーされたURLは次のような形でクリップボードに保存されます。
vscode://settings/files.autoSave
一覧ソートを常に逆に並べ替え
エクスプローラー表示など一覧表示をする際のソート順序を常に逆にする設定が追加されました。
[設定]画面で “explorer.sortOrderReverse” を検索してチェックを有効化すると、常に並べ替えの順序が逆純になります。
ファイルの並べ替えで毎回逆順にするためにソート機能を使っている人には便利な機能です。
まとめ
Visual Studio Code 1.93で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。
今回はファイルの新しいプロファイルの設定画面や、設定項目のURLをコピーするメニューなど、Visual Studio Codeを利用する際の細やかな設定が追加されていました。
他の機能や詳細な部分は、1.93のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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