Creative Cloudをサブスクしていると、利用できるフォントライブラリである「Adobe Fonts」ですが、インストール時に［フォントの競合：同じ名前のフォントが既にインストールされています］が表示されてしまう場合の対処法を備忘録的に投稿します。
フォントの競合
Creative Cloudで利用できるフォントライブラリ「Adobe Fonts」。
一旦削除してした書体を再インストール際に［フォントの競合］エラーでインストールが完了しない場合があります。
WindowsのFontsフォルダーと重複
Adobe Fontsは、Windowsの場合はアカウント別に用意されたフォルダーにコピーされます。
Windowsで利用しているフォント管理用のフォルダー（C:¥Windows¥Fonts）にも同じ書体のファイルがコピーされている場合などがエラーの原因の可能性があります。
そのため、フォントを手動で削除する必要があります。
具体的には次の手順で行います。
1.［設定］画面から［個人用設定｜フォント］を選択してAdobe Fontsでインストールしたフォント名を検索して選択します。
2. ［フォント ファイル］項目が表示される［フォント フェイス］一覧を変更します。
3. ［アンインストール］をクリックしてフォントファイルを削除します。
アンインストール後に、再度インストールや更新操作を行うと、エラーが改善されます。
まとめ
「Adobe Fonts」の再インストール時に［フォントの競合：同じ名前のフォントが既にインストールされています］が表示されてしまう場合の対処法を紹介しました。
Windowsの場合、Windows¥Fontsフォルダーにはコピーされずアカウント毎に用意されている［Adobe\CoreSync\plugins\livetype\r］内にコピーされる仕組みになっています。
そのため、何らかの事由で同名の書体ファイルがコピーされているような場合にエラーの原因の可能性があります。
Adobe Fontsの再インストール時に［フォントの競合］エラーが表示されてしまう人の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
