2025年3月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.99に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2025年2月にリリースされたバージョン1.98関する別記事もご覧ください。
ターミナルーの詳細ホバーの簡略表示
コマンド入力などを行う[ターミナル]画面を複数表示した際のタブにマウスポインターを近づけて表示されるホバー表示を簡略化できます。
既定値ではオフなのでタブを近づけて表示される画面で[詳細を非表示にする]リンクをクリックします。

表示が簡略化されて小さく画面で表示されます。

画面を覆い隠す面積が減ったので、ラップトップなど表示画面が小さな場合には有効です。([詳細を表示する]リンクで元に戻せます)
ターミナルのコマンド候補表示
コード画面で有効な[InteliSense]の候補表示がターミナルにも追加されました。
現在はプレビュー段階ですが、[設定]画面で “terminal.integrated.suggest.enabled” で表示される項目を有効にすると利用可能です。

ターミナル画面でキー入力すると利用可能なコマンドやオプションの候補がリスト表示されます。

まとめ
Visual Studio Code 1.99で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。
今回も、1.98に引き続きCopilot関連の機能追加が多くて、VSCode本体への機能改良は少な目でした。
他の機能や詳細な部分は、1.99のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
スポンサーリンク
最後までご覧いただき、ありがとうございます。