[FLUX.1-dev]で利用するモデル用のファイルを参照するフォルダーをインストール[ComfyUI]フォルダー以外のドライブなどに変更したい場合の手順を備忘録的に投稿しておきます。
ローカル環境に生成AIをインストール
先回インストールしてみた[FLUX.1-dev]でプロンプトに入力したテキストから画像を生成するまでのワークフローを作成しました。
[FLUX.1-dev]をインストールする手順については別記事をご覧ください。
その他に、ワークフローを使ってテキストから画像を作成する手順については別記事をご覧ください。
[.yaml]ファイルで変更可能
[ComfyUI]がインストールされているフォルダーに特定のファイルの追加してモデルファイルの参照先を変更(追加)できます。
フォルダー内にサンプル用の[extra_model_paths.yaml.example]ファイルがあるので、これを流用してファイルを作成します。
具体的には次の手順で行いました。
1. コピーしたファイルの名前を変更して[extra_model_paths.yaml]にします。
2. メモ帳などでファイルを開いて[#comfyui]の部分を探します。
3. コメント(先頭の # )を削除して有効にします。
4. 変更を行うモデルの種類に応じてコメントする場所を変更します。
私の場合は、[checkpoints]、[clip]、[unet]に保存するモデルのフォルダーを変更したので、こんな感じに変更しました。
comfyui:
# base_path: path/to/comfyui/
# # You can use is_default to mark that these folders should be listed first, and used as the default dirs for eg downloads
# #is_default: true
checkpoints: "F:\\Ai\\ComfyUI\\models\\checkpoints\\"
text_encoders: "F:\\Ai\\ComfyUI\\models\\clip\\"
# clip_vision: models/clip_vision/
# configs: models/configs/
# controlnet: models/controlnet/
diffusion_models: "F:\\Ai\\ComfyUI\\models\\checkpoints\\"
# models/diffusion_models
# models/unet
# embeddings: models/embeddings/
# loras: models/loras/
# upscale_models: models/upscale_models/
vae: "F:\\Ai\\ComfyUI\\models\\vae\\"
# audio_encoders: models/audio_encoders/
# model_patches: models/model_patches/
ファイルを上書き保存して、ComfyUIを起動します。
こんな感じで[Adding extra search path checkpoints…]と表示されたら変更が適用されています。
[HDD]や[SSD]の容量が少なくなったり、StableDiffusionなど別の生成AIエンジンとモデルファイルを共有化したい場合に便利です。
まとめ
今回は[ComfyUI]でモデルファイルの参照先を変更する手順について紹介しました。
[ComfyUI]の場合[extra_model_paths.yaml]を利用して各モデルファイルの参照先フォルダーを変更できます。
[ComfyUI]でモデルファイルの参照先を変更したい人の参考になれば幸いです。
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最後までご覧いただき、ありがとうございます。



