家サーバーに使っていたCPUファンから異音がしてきたので交換しました。AMD Sempronを使っている人が少ないのか、ファン交換の記事が見つけられなかったので記事として書いてみます。
AMD Sempron 3850 標準ファン
最近、AMD CPUのアップデートが無いですが、廉価版CPU/APUでお手頃価格を実現してくれているシリーズです。ファンの型番は「1A213LQ00」です。CPUに同梱されていた品で、ネットで検索してみましたが50ミリサイズという以外は諸元を見つけることが出来ませんでした。
シリアルナンバー?から見ると2014年から回り続けてくれていることになります。約3~4年間です。音からするとベアリングのような気がしますが、だんだん騒音になってきたので交換することにします。
Amazonを見ても、まだまだ現役のCPUとして販売されています。
50ミリファン
Amazonで検索してみましたが、結構50ミリのファンは汎用性があるようで、かなりの種類が販売されています。その中でも静音タイプを選んでみました。
OMEGA TYPHOON 50mm 究極静音(CFZ-5010LA)
回転数:3000RPM±10%
最大風量:6.48CFM
ノイズレベル:13.83dB(A)
サイズ:50×50×10mm
元々、Sempronの発熱量は定評があるのでサーバー機として使うのであればファンレスでも大丈夫なくらいなので、おそらく3000回転もあれば冷却システムとしては十分だと思います。
製品的には、本体とネジのセットでした。
標準ファンの厚みは15ミリ
標準ファンの厚みは15ミリあります。汎用品としては、10ミリが多く15ミリが見つけられなかったので、今回は10ミリファンを取り付けてみました。
標準品を外して分かったのですが、CPUに同梱されていたファンは、シンクのアルミニウム土台に食い込む(つまり先端が尖った)インチネジで取り付けられています。
新しく購入したファンは、通常の(先端が平たくカットされているナットと一緒に使う)平ネジなので、取付には最初からついていたネジを使いました。
ファンの厚みが薄くなっているので、ワッシャーなどを使って調整する必要があります。15ミリ以下のファンで交換する際には注意が必要です。
充分な静音性と冷却効果
CPUを交換して、かなり静かになりました。生活音(テレビの音など)があれば無音に感じるくらいだと思います。サーバー機としての運用であれば、3000回転という動作でも、40度くらいの温度をキープしてくれているので私にとっては十分な性能だと思います。
標準添付品でも、クライアントとしての性能を出すためにCPUファンなどは選択されていますので、サーバー機として使うのであれば静音タイプに交換するのも良い選択肢だと感じました。
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