サラリーマンを楽しんでいますか?そんな私は楽しめていない状況です。30代の頃から、早期退職(アーリーリタイア、セミリタイア)を考え始めて、今に至っている訳ですが、そんな私が最初に周囲にカミングアウトした時の感想を書いてみたいと思います。
勝手には辞められない
現在48歳で既婚で子供が2人です。そもそも自分勝手で気分屋の私ですが、流石に勝手に会社を辞める(収入源を断つ)ということは誰に相談せずには出来ません。
このブログを読んでいる人も、誰にも相談せずに行動に移せる人は少ないと思います。両親、既婚者の方は妻(子供)、会社の同僚、上司など相談する相手として、たくさんの人が目に浮かぶと思います。
私の場合も相談してみましたが、誰も(肯定的に)後押しする意見はありませんでした。
- 両親の場合
父も母も健在で、今は退職して年金暮らしをしています。私の場合は、かなり言いにくいことでも母親には何でも相談するようにしていたので、今回も母親に相談してみましたが、結果はでした。 - 妻の場合
検索して、「嫁ブロック」という言葉を知っていたので、今後の展望について相当準備をしてプレゼンしたつもりでしたが結果はでした。
話してみて感じたのは、親でも家族でも、今までの安定した生活が続行できないという不安と恐怖が先に立ってしまうんだと思います。
当たり前ですよね。私の給料が前提で生活を十数年続けてきて、突然「無収入」になると宣言される訳ですから…
後から反省しました。
しかし、近親者に「カミングアウト」するというのは別の効果を生みました。その後、一時的に雰囲気が悪くなりましたが、「いつ無収入になるか分からん」という感覚をもった生活になります。ある意味、防御反応だと思います。
おそらく、後数回、話し合いをすることで肯定的な意見に変わってくれそうな気がしていますが、リタイア後の生活を考えると、妻だけは見方であってほしいので、納得してもらう他に道はありません。
この手の話をするのには勇気が必要になります。会話をしていると、あらぬ方向(離婚とか)に進んでしまうこともあります。しかしリタイア後の円満な生活を手に入れるには、このプロセスは欠かせないことになるので、納得できるまで話合うことが大切だと感じました。
そのためには、普段から話ができる環境を整える必要があるので、既婚者の方は奥さんを大切にしてください。(これ本当に大事です、そもそも言い出せないと、何にも始まりません)
不安に思うことを払拭する
私の場合には、妻との初回の協議では肯定的な方向には向かいませんでしたが、大事なパートナーが不安に思っている部分を理解することができました。
- 子供達への影響
- 今の生活を続けられないことが嫌
大きく分けると、この2点です。おそらく、誰もが思うことですが、この部分をヒアリングできたことも、カミングアウトして良かったと思います。逆に考えると、相手が不安に思っていることを共有することで、この部分を払拭してあげれば、問題が無くなるからです。
追加の課題が出されることもあると思いますが、話し合って払拭していくことの繰り返しだと思います。
まとめ
- 退職届を提出するよりも勇気が必要
リタイアをカミングアウトするには勇気が必要になります。この勇気が出せない人は、定年まで我慢して働くか、勝手に辞めることになります。(どちらも、リスクが必要になります)
しかし、カミングアウトしない限りは実行に移せるはずも無いので周到に準備してから伝えるよりも、準備する前段階から家族にはカミングアウトした方が良いです。
- 既婚者はパートナーを見方に
相手が仕事をしていない場合などは、その不安を払拭することが必要です。副業や転職などで、すぐに不安が払拭できないとしても、具体的に「将来どうなりたいか」を話し合うことが重要になります。
1度目の話し合いで決裂しても、パートナなので理解し合えるまでに時間は掛からないと思います(そう信じてください)。
パートナーが敵になってしまっては、楽しいリタイア生活など考えられません。次回は、不安を払拭するために、やったことについて書いてみたいと思います。
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