ガンプラ作ってますか?今回は、「MS-06CK ZAKU HALF CANNON」の続きで塗装した機体に100均で仕入れたスポンジを使ってチッピングを施していきます。
材料の仕入れ
スポンジチッピングなので、スポンジが必要になります。家庭にある普通のスポンジで充分です。今回は手持ちが無かったので100均で購入してきました。
ハードとかソフトとか種類がありますが、スポンジ構造になっていれば基本チッピング作業はできるので、何でも良いです。
チッピングの準備
スポンジを適当なサイズにむしり取って、ピンセットに取り付けます。離すと閉じるタイプが良いですが、普通のピンセットの場合はセロテープを巻いて固定してしまうと楽に作業ができます。
今回仕様するのは、隠ぺい力の高いアクリル系の画材絵具を使いました。(エナメル系のフラットブラック塗料でも構いません)
まずは、練習用にプラ板にやってみます。塗料皿に取り分けてスポンジに少量含ませて、ポンポンと叩く感じで塗料を乗せていきます。
左側がアクリル絵の具で、右がエナメル系塗料です。見た目は、どちらも変わらないですが、絵具の方が粘度が高いので粒が多少細かく仕上がるので個人的には好んで使っています。
コツは
- 塗料を付け過ぎたなと思ったら、ティシュペーパーなどで調整(ふき取る)する
- 絶対擦らない(塗るというより、スポンジを叩いて塗料を置く)。
- 失敗しても修正しようと思わない
くらいです。塗料の量は必ず調整して(付け過ぎたら必ずふき取る)、練習用のプラ板で具合を確認しながら作業するとキレイに仕上がります。
エッジ部分から始める
いよいよ作業をしていきます。チッピングは運用で塗装が剥げている表現なので、陸戦用モビルスーツの場合には脚部分と戦闘で使う部分(シールドなど)が重点的に剥げると考察しながら行います。
各パーツのエッジ(角)部分から行っていきます。コツでも書きましたが、塗料を置く感じでポンポンと叩きます。
最初は少ない量で構わないので、叩く感じと乗る塗料の量が分かるように少しずつ作業を進めていくと後で仕上がりに差が出ます。
エッジ部分を中心に、脚部分は念入りにたたいていくと筆塗りの濃淡と墨入れとの相乗効果で、カッコ良くなっていきます。
同様に、各パーツも仕上げていきます。腰や腕、頭部は軽めに、シールドやスパイクアーマーなど戦闘で酷使する部分は多めにとメリハリを付けて、たまにアクセント的に、かなり剥げてるなという部分を設定すると、それっぽく仕上がります。
再度組立で終了
アクリル画材の隠ぺい力は流石で。少量でもかなり傷として見ることが出来ます。
デカールシールの上に乗っても塗料の剥げてる感がありカッコ良く仕上がりました。
エッジ以外の盛り上がっている(ふくらはぎ部分など)も多めに付けてあげると、運用で酷使された感が出てきます。
手の甲部のアーマーも考察的には酷使される部分なので派手に付けてあります。
シールド部分も、メリハリを付けるとそれっぽく見えます。工事現場の機器を観察すると、参考になります。
スパイクアーマーも酷使される部分なので、多めに塗料を乗せます。コツで絶対に擦らないと書きましたが、戦闘時に接触して擦れる部分でもあるので、実験的に少し擦ってみました。
擦り傷感が出したい場合には多少擦るのもテクニックとしては有りです。
最後に頭部。ここはやりすぎると逆効果なので、エッジ部分を中心に軽めに仕上げる方が良いです。一部多めに付けてアクセント的にするのも効果があります。
今回はアクリル絵の具を使いましたが、エナメル系の塗料でも同じ効果が得られるのでチッピングに躊躇している方の参考になれば幸いです。
次回は、オイルウェザリングを行ったら投稿します。
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