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関節パーツを筆塗り [HG シナンジュ スタイン ナラティブ Ver.]03

公開中の映画「機動戦士ガンダム ナラティブ」に登場する機体「シナンジュ スタイン ナラティブ バージョン」の製作日記です。今回は、どうも違和感のある茶色のフレームを筆塗りで塗装してみました。

機動戦士ガンダム ナラティブ

公開日に見に行った映画ですが、基本的には「機動戦士ガンダム UC」(ユニコーンガンダムが活躍するアニメ)の終了後の世界が描かれています。

映画の感想(ネタバレなしです)はFilmarksに記録してあります。 個人的には、「フロンタル」は「シャア・アズナブル」だったのかという疑問が更に謎になってしまう映画のストーリーになってます。

映画に登場する白いシナンジュ(スタイン)が袖付きとしてキット化されたのが、「1/144 MSN-06S SINANJU STEIN NARRATIVE Ver.」です。

設定では、ネオジオンによって強奪された地球連邦軍の実験用モビルスーツで「機動戦士ガンダムUC」に登場するシナンジュ(シャアの再来と呼ばれるフル・フロンタル搭乗機)の元となった機体です。

実は盗まれた機体は2機あり、フルフロンタル向けに換装されなかった機体が、この白いシナンジュスタインとして袖付きとして登場しています。

搭乗するのは「ゾルタン・アッカネン」という強化人間であり、コロニー内で発砲したり、シナンジュと共に、かなりの悪役キャラとして登場します。

設定資料はグレーです

公式ページから画像を確認してみましたが、どう見てもグレーです。はい。

他の青色や、モスグリーンは設定通りの成型色な気がしますが、どうして茶色になった?という感じがします。

キットの成型色がこれです。どう見ても茶色(笑)

武器も含めて、こんなにあります。塗装用のクリップに取り付けて、タミヤのガンメタルで筆塗りしました。

メタリック系は筆ムラが目立ちにくいので、筆塗りでも十分です。ボールジョイント部分は擦れてしまうので、意図的に塗残しにしています。

エアブラシでも良いですが、掃除や手間を考えると筆塗りでチャチャっと塗った方が効率的です。

墨入れしてみる

筆塗りついでに、ガンメタル部分に白色で墨入れをしてみました。HGのキットですが、関節部分にもモールドが多数あるので、墨入れするとモールド部分が引き立ちます。

今回は、タミヤのエナメル塗料「フラットホワイト」をつかいました。墨入れ用の塗料もありますが、グレーになってしまうので今回は、エナメル塗料のホワイトを希釈して面相筆でモールド部分に流し込みます。

腰部アーマーの裏側や足裏にも細かなモールドが再現されているので、この部分に白いエナメル塗料で墨入れするだけで、雰囲気が変わります。エナメル系の塗料は隠ぺい力が強いので、希釈した塗料をモールドに筆で置くだけでキレイな線が現れます。

またグレーより、クッキリとした墨入れになるので細かなディティールの追加としても白色はおススメです。

バーニアのパーツのモールドも白色で輪郭線を墨入れすると、何もない状態より少し焼けた感じを出すことができます。

まとめ

どうして茶色という成型色になったのか分かりませんが、モビルスーツの関節部分はグレー系の方が合います。

ダーク系の塗装には、ホワイトで墨入れするとモールド部分が目立つようになるので、簡単にディティールアップできる作業としてはおススメです。

次回は、素組とエングレービング塗装をしていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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