使いすぎを気にせずに利用できるプリペイド式のクレジットカード「Vプリカ」ですが、作ってから1年間の有効期限があります。残高があるカードで有効期限が近づいてしまった場合に、新しいカードを発行して有効期限を延長する方法を紹介します。
ご利用は計画的に
便利な「Vプリカ」ですが、結論的に書くと有効期限を無料で延長することはできません。(運営元のライフカードが手元にあれば、可能です)
カードにチャージした日付から1年後の月末までという有効期限が設定されるので、それまでに使い切るだけの金額を入れて使うのが一番効率的です。
再発行の操作では有効期限がリセットされない
Vプリカの管理画面にある「カード情報」には「再発行」ボタンがあります。このボタンをクリックすると、カード番号が新しく発行され、古いカード番号が使えなくなります。
しかし、残念なことに有効期限は変更されず前のカードを期限のまま再発行されます。
なので、この操作は使えません。
再チャージが残された最後の方法
新しいカードを作成する場合に、既に発行済のカードの残高を加算することができます。現行、「Vプリカ」で有効期限が近づいているカードの残高を残す唯一の方法になります。
しかし、チャージするには最低200円の手数料を払うことになるので、カードの残高によっては、割高になる場合があるので注意が必要です。
有効期限が経過したカード内の残高は消失してしまいますが、残高が200円以下などの場合には、再チャージの手数料の方が高くなってしまうので、1年間の間に使う予定がなければ、諦めるという選択肢もあります。
Vプリカを残高を加算して発行する手順
チャージには、ライフカードを持っている人以外はコンビニ支払いが一番便利です。
どのみち200円の手数料を支払う必要があるので、一番安い2,200円(支払いで利用できる金額2000円分)が一番安上がりです。
セブンイレブンの例
1. 店内の端末で、「プリペイドサービス」を選択してメニューから「Vプリカ」を選択します。チャージする金額を選択すると、「プリペイドサービス代金払込票」がプリンターから印刷されてきます。
2. レジに振込票を持っていき、現金を支払い「Vプリカ発行コード」が印刷されたチケット用紙と引き換えます。
3. 「Vプリカ」の管理画面にログインして、「発行・購入|コード入力」メニューをクリックします。
4. 表示された「コード入力」画面で、コンビニで引き換えたチケット用紙に記載されている「Vプリカ発行コード」を入力して「次へ」ボタンをクリックします。
5. 「Vプリカ発行手続き」画面で、カードデザインを選んで、「残高加算」部分で表示されている既存カードを選択して「次へ」ボタンをクリックします。(発行後に加算することはできないので、忘れないように注意してください)
6. 「SNS認証/電話認証」画面で、認証方法を選択(例えば、SMS認証)して「次へ」ボタンをクリックします・
7. 「認証番号入力」画面にスマホに届いたSMSに記載されている認証番号を入力します。(認証番号の有効期限が10分しかないので手早く行います)
8.「Vプリカ発行確認」画面で、「残高加算」の部分を確認して「発行」ボタンをクリックします。
9. 「Vプリカ発行完了」画面が表示されたら、残高加算が行われたカードが発行されます。
10. 「カード情報」の画面で残高を確認します。
まとめ
プリペイド式で、ある程度匿名性が確保できる「Vプリカ」ですが、1年間の有効期限という設定があるので、使う予定の金額をチャージして、「カード発行後はすぐに使い切ってしまう」くらいの計画性を持って使うことをお勧めします。
ライフカード(通常の後払い式クレジットカード)を持っていない限り、最低200円の手数料を払って、残高を新しいカードに移行させるしか有効期限を延長する方法がないので、余った金額は普段、ネットショッピングで購入する際に、少しづつ支払っておくことをおススメします。
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