退職して届いた住民税の納税通知書には、クレジットカードを使って支払えると書いてあったので、最近流行りのLINE Payで支払えるか試してみました。
市民税・県民税納付通知書
普通のサラリーマンの方は目にすることは無い、市民税や県民税の納付書です。確定申告して、所得が確定すると納付する税金の金額が印刷されて送られてきます。
封書に書いてあったのは
- 個人の市民税・県民税(普通徴収)の納期月は6月(1期)、8月(2期)、10月(3期)、1月(4期)です。
- 平成31年4月から、市税をクレジットカードで納められるようになりました。くわしくは納付書等の裏面をご覧ください。
で、実際に納付書の裏面を見てみると
スマートフォン等を利用して市税を納めることもできます。
と記載されています。
LINE Payで試してみる
LINE Payには「請求書払い」という機能があります。
バーコードが印刷されているので、「ウォレット|請求書払い」から読み込ませてみました。
結果は「LINE Payではお支払いになれないバーコードです」と表示されて、払うことは出来ませんでした。
残念ながら、名古屋市では市税の納付に「LINE Pay」での支払いには対応していません。
クレジットカード払いは可能
納税通知書の裏面には名古屋市公式ウェブサイトの「市税の納付」へのリンクが印刷されています。このページから、外部サービスを使ってクレジットカードでの支払いが可能になっていました。
名古屋市公式ウェブサイトからの引用
利用できる市税(30万円までの納付書で、期限内のものに限ります)
- 市民税・県民税(普通徴収)
- 固定資産税・都市計画税
- 固定資産税(償却資産)
- 軽自動車税
利用できるクレジットカード
クレジットカードを発行した会社にかかわらず、VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubのロゴマークのあるクレジットカード
システム利用料
納付金額 | システム利用料(税込) |
1円~5,000円 | 0円 |
5,001円~10,000円 | 18円 |
10,001円~15,000円 | 54円 |
15,001円~20,000円 | 90円 |
以降、同様に5,000円ごとにシステム利用料が35円、36円または37円ずつ加算されます。
まず、30万円以上の納付には使えません。また、高額な納付金額だとシステム利用料が負担になります。
30万円の納付をする場合、約2,000円の利用料を払うことになります。もちろん領収書も出ません。
まとめ
残念ながら、LINE Payの請求書払い機能で、名古屋市の住民税納付には使えませんでした。
名古屋市の場合、住民税のクレジットカードでの支払いが一応可能になっていますが、調べてみると納付金額に上限があったり、金額によってはシステム利用料が必要になるので、あまり実用的ではないと感じました。
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