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Pythonのデバッグ時に「環境 “IronPython|2.7-32″は正しく構成されていない」が表示される場合の対処法

Visual Studioで「Python」プロジェクトのデバッグをする際に「デバッガーの起動に失敗しました」「環境 “IronPython|2.7-32” は、正しく構成されていないか、見つかりません。環境をインストールするか、仮想環境を再作成する必要のある場合があります。」と表示される場合の対処法です。

原因はプロジェクト設定

Visual Studio Installerで「Python 開発」コンポーネントをセットアップする際に、既定値では環境として最新版(この記事を書いている段階では 3.7)のみがセットアップされます。

それに対して、デバッグ時のエラーメッセージでは「2.7(32ビット)」で実行しようとしているのが原因です。

環境設定を最新版に変更

デバッグで利用する環境を変更することで対処することが出来ます。

1.「プロジェクト|<プロジェクト名>のプロパティ」メニューを選択します。

2. 表示されたプロパティ画面の「全般」を選択します。

3.「インタープリター」に表示されている一覧から、インストールされているPython環境を選択します。(グローバル デフォルト以外を選択してください)

4.「ファイル|すべてを保存」メニューを選択して設定を保存します。

以上の操作でデバッグ時に、実際にインストールされているPython環境が起動されるようになります。

まとめ

Visual Studioで「Python」プロジェクトのデバッグをする際に「デバッガーの起動に失敗しました」「環境 “IronPython|2.7-32” は、正しく構成されていないか、見つかりません。環境をインストールするか、仮想環境を再作成する必要のある場合があります。」とエラー画面が表示される場合には、プロジェクトのプロパティ画面で「インタープリター」設定を実際にインストールされている「Python」環境に合わせることで対処ができます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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