バンダイからリリースされている「HGジ・オ」の製作日記です。10年も前のキットですが、出来は最高の部類に入ります。
今回は、動力パイプのスミ入れを行いました。
新型コロナで外出自粛なので積みプラを崩していくことにしました。第一弾は「HG ジ・オ」を作り始めました。
後ハメ加工
ジ・オは脚部に集中的に動力パイプが配置されていますが、腕部にも一か所だけ配置されています。キットでは軟質プラパーツで成形されたパーツを挟み込みで組み立てるため、後ハメ加工をしています。詳しい処理については別記事をご覧ください。
塗り分けとスミ入れ
軟質プラスチックで成形されているパーツですが、パイプ以外にもいろいろ一体成型されているので、塗り分けが必要になります。
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サーフェーサー塗布後にメインカラーである、タミヤアクリル「XF-4 イエローグリーン」と「ガンメタル」で塗り分けを行いました。このくらいの面積であれば、筆塗りでもムラが気になりません。
動力パイプ部は「つや消し赤」を筆で塗り分けします。
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スミ入れするために、ラッカー系のクリアのトップコートを塗ります。エナメル系の塗料でスミ入れを行う時は、溶剤で侵されにくいラッカー系の塗料を先に塗っておくと拭き取る際に塗料が剥がれてしまうことを防止できます。
その他につや消しの場合、スミ入れ用の塗料が毛細管現象で滲んでしまうので、トップコートを先に吹いておくと、塗料がスジに入らずに滲んでしまうことを防止することができます。
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エナメル系の黒を薄めた塗料でスミ入れをします。エナメル系の塗料が無い場合にはガンダムマーカーのようにペンタイプの塗料を使うのも良いです。
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クリア塗装でパイプっぽく見せる
その他の動力パイプのパーツもクリアのトップコートをエアブラシ後、スミ入れを行いました。つや消しで塗装するよりツヤがあるほうがパイプっぽく見えます。
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クリアで艶出しをすると、ビニールコードっぽく見えてきます。
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サブアーム部分の動力パイプのモールドは他の部品よりスジが細いのではみ出さないように注意して作業を行います。もちろん、はみ出したら溶剤を綿棒に付けて拭き取ります。
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まとめ
動力パイプのスミ入れを行いました。ジオン軍のモビルスーツは動力パイプを配置している場合が多いので避けては通れない作業です。
ジ・オの場合差し色的な配色がされているパーツなのでより目立つように、クリアでツヤを出してスミ入れを行いました。パーツにツヤが出るとパイプ感が増すのでおススメです。
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