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3Dプリンター 1/1200 ムサイ改型ワルキューレ 製作日誌(16日目)艦橋前部分の組立て

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、1/1200 ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回は先回組み立てた艦橋の前にある主砲を取り付ける部分を組み立てていきます。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

艦橋前部の仮組み

今回組み立てるのは、艦橋前にある主砲を取り付けるための部分(赤い丸の場所)を仮組みしていきます。

それなりに大きなパーツなので、樹脂量を抑えるために、左右分割して内部は肉抜きをしてあります。複雑な形状なので、今回は3D CADの「シェル」機能は使わずに手作業で肉抜き作業をしました。

左右分割をしたので、かなりの軽量化(樹脂量の節約)ができたはずです。

デメリットとして、底面(左右分割の合わせ目)部分が沿ってしまい、大きな隙間が出来ています。光造形の宿命ですが、サポート材でプレートに固定していても、造形物の形状などで、底材ごと引っ張られて変形してしまうようです。

そんな時は、二次硬化をする前(樹脂が柔らかい状態)に輪ゴムで固定しておくと、多少の反りは矯正することができます。樹脂が硬い状態で無理な矯正をすると、造形物にヒビが入ったり、砕けてしまうので注意してください。

造形が終わった直後など、まだ樹脂が柔らかい状態であれば、ある程度の曲がりや反りであれば修正が効きます。

今回は手当が早かったので、矯正して隙間を小さくすることができました。このくらいの隙間であれば、後でポリパテやエポパテで埋めてしまうことができます。

後は、主砲の回転構造をプラ棒で追加して載せるだけです。

まとめ

長いパーツを印刷すると造形物の形状によっては、反ってしまいパーツの合わせ目に大きな隙間を作ってしまうことがあります。

光造形の場合、造形終了直後はまだ造形物は柔らかいので多少は曲げることができます。硬化してしまった後では、パテ埋めや切削するしか無くなってしまうので、手早く造形物を輪ゴムなどで固定して、矯正することをおススメします。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。

次回は、主砲部分の周りを印刷と仮組みをしていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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