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3Dプリンター 1/144 モビルダイバー ゼーゴック製作日誌(4日目)ダイブ・マヌーバ・ユニットの制作(後編)

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、1/144 モビルダイバーシステム ゼーゴックを作っていきます。今回はズゴックの上半身が固定される推進装置(ダイブ・マヌーバ・ユニット)部分の続きを制作していきます。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、練習材料に機動戦士ガンダム MS IGLOOで登場する「モビルダイバー ゼーゴック」を製作していきます。

パーツの反り修正

先回印刷したパーツに一部反りが出てしまったので、修正しながらパーツの裏打ちをしていきます。

肉厚が薄い場所は、どうしても2次硬化の際に沿っていることがよくあります。

反っている部分に3ミリのプラ角棒を当てて、瞬間接着剤で固定して矯正をします。反りが激しい場合は、反対に折れてしまうこともあるので注意してください。

0.5ミリのプラ板を瞬間接着剤を使って貼り合わせていき、空いている部分を埋めていきます。プラ板の直線部分が多くなるだけでも、反りが錯覚で見えなくなります。

バーニアノズルの追加

次はダイブ・マヌーバ・ユニットの後端部分に固定されているバーニアノズルを追加していきます。最初は、コトブキヤさんやWAVEさんのサードパーティ製のモデリングパーツを流用しようと考えていましたが。資料を見ると、かなり大型のノズルになっているので、印刷することにしました。

円錐形状なので、「DesignSpark Mechanical」であれば比較的簡単に設計ができます。

ただの円錐にするより、スジ(スリット)を施すと情報量が増えるのでノズルとしてカッコ良く見せることができます。

大きさ的にも既製品としては販売されていないので、探して自作するよりも印刷した方が速くできました。こういう場合に3Dプリンターは圧倒的に便利です。

再度に配置されるノズルも印刷。このくらいのサイズであればモデリングパーツを流用することができますが、パーツを買いに行く手間と時間を考えたら印刷する方が良い場合もあります。近くに模型店が無いような場合は特に(笑)

2次硬化をして、サポート材を外して両面テープで仮組み。結構形になってきました。

まとめ

なかなか設定資料が少なくて、想像した部分が多いですが、「DesignSpark Mechanical」を使えば、設定資料を眺めながら試行錯誤してモデルをデザインしていくことができます。

以前なら、バーニアノズルなどは、既成のモデリングパーツや、プラ板やプラ棒で作っていましたが、3Dプリンターがあれば、量産することも可能で、かなり時間短縮をすることができます。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

次回は、武装を固定する懸架パイロン部分を制作していきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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