2021年03月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.55に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。
2021年02月にリリースされたバージョン1.54 に関する別記事もご覧ください。
Raspberry Pi OS対応
私も含めて、Windowsで開発をしている方には関係ない話ですが、今回のバージョンからRaspberry Pi OSに対応したモジュールが公開されているようです。
基本的にはLinux版なので、APTコマンドで入手するようです。詳しい内容は公式ページをご覧ください。
ブレイクポイントの条件編集
コードのデバッグ時に一時停止する「ブレイクポイント」に対する条件(特定の変数一致や通過カウントなど)を編集する操作が改良され、[デバッグ]画面のブレイクポイントを右クリックで表示される[編集]メニューからポップアップされた画面で直接編集できるように改良されました。
[キーボード ショットカット]画面の列サイズ
キーによるショートカットをカスタマイズする[キーボード ショートカット]画面に表示される一覧の列をリサイズする機能が新しく追加されました。以前のバージョンでは列が固定されていたので、画面に表示しきれなかった部分は横にスクロールして確認する形でしたが、列の部分にカーソルを合わせると矢印アイコンに変更された場所でリサイズすることができるようになります。
まとめ
今回の更新では、Windows版での利用では細かな部分で変更がメインでしたが、Raspberry Pi OS対応など、VSCを利用する分野が広がっていました。
他の機能や詳細な部分は、1.55のリリースノートをご覧ください。
「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。
その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。
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