single.php

1/144 HG改造 MS-07B マ・クベ専用グフ製作日誌(13日目)ゴールド(金色)塗装

1/100 マスターグレード(MG)でしか立体化されていない、マ・クベ専用グフを 1/144 HGキットを改造して作っていきます。先回行った黒サフで表面処理したパーツに金色塗装を行っていきます。

3D CADで設計

先回、DesignSpark Mechanical(3D CAD)を使って設計したデータを使って造形していきます。

3D CADで設計した部分については、過去に投稿した記事をご覧ください。サイズや形状以外にも、放射状に施されたスジ部分が再現できるかが課題です。

サーフェイサーで下地塗装

今回のように金色のようなメタリック色で塗装する場合は、黒系のサーフェイサー「ガイアノーツ GS-03 サーフェイサー エヴォ ブラック」を下地に使うと重厚感のある色合いで塗装することができるのでオススメです。

サーフェイサー塗装の詳細は、先回の記事をご覧ください。

焦ると失敗する金色

他の色と比べて、金色に塗るって作業は難しいです。毎回塗る度に印象が違って見えるし、思った通りの色味を出せるのは少ないです。

何度も経験して分かったことは「焦ると失敗する」です。塗装全般的に言えることですが、特に金色は手間をかけないと上手に塗れません。

とりあえず私の金色塗装は下地は黒に決めてます。筆塗りでは上手に塗れた試しがないので、エアブラシで少しずつ塗っていきます。

粒子が荒いメタリック塗料の場合、粒子が塗膜で均一に並ぶまで時間が欲しいので、私はラッカー系よりも少し乾燥時間がかかる、タミヤのアクリル塗料を使っています。

今回も、ゴールドリーフ+クリアイエローの組み合わせで仕上げています。

一度に吹き付ける塗料は、こんな感じ。少し物足りないくらいが丁度良いです。写真を見れば分かりますが、エアブラシでも均一な塗膜を形成できないので、とにかく少しづつ塗り重ねていく必要があります。

少し乾燥させて、2回目。

4回も乾燥と塗装を繰り返すと、こんな感じになります。

同時に黄色で補色して、で、これ以上塗り重ねても、色味的には変化がなく塗膜が厚くなるだけなので、この辺で止めます。

ここで登場するのが、クリアイエローです。塗膜を保護する意味合いもありますが、表面がザラザラでつや消し状態の塗膜を平面化して艶を出すことで、金色の輝きをだすことができます。

同時に黄色で補色して、吹き付ける量によって色味を調整できるので、イメージ通りの金色を塗りながら調色することができます。

今回は、こんな感じで艶を出す程度にしましたが、厚く塗ればより黄色に近い金色にすることができます。

今回は、こんな感じで艶を出す程度にしましたが、厚く塗ればより黄色に近い金色にすることができます。

3Dプリンターで造形したシールドの装飾パーツも同じ様に金色で塗装することができました。

まとめ

今回は、3Dプリンターを使って造形したパーツも含めて、サーフェイサーで下地塗装したパーツにゴールド(金色)塗装を行いました。

メタリック塗装をするような場合は黒系のサーフェイサーを下地に使うと成形色のまま塗装するより、重厚感が増すのでオススメです。

少ない量を塗り重ねていくことで、均一なメタリックの塗膜を作り仕上げにクリアイエローで補色しながら艶を出すことで、塗装しながら調色することができるので、イメージ通りの金色に仕上げることができます。

次回は、スパイクアーマーの尖らせ加工をしていきます。

スポンサーリンク

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です