1/100 マスターグレード(MG)でしか立体化されていない、マ・クベ専用グフを 1/144 HGキットを改造して作っていきます。先回行った上塗りパーツにクリア塗装を行っていきます。
3D CADで設計
先回、DesignSpark Mechanical(3D CAD)を使って設計したデータを使って造形していきます。
3D CADで設計した部分については、過去に投稿した記事をご覧ください。サイズや形状以外にも、放射状に施されたスジ部分が再現できるかが課題です。
サーフェイサーで下地塗装
今回のように金色のようなメタリック色で塗装する場合は、黒系のサーフェイサー「ガイアノーツ GS-03 サーフェイサー エヴォ ブラック」を下地に使うと重厚感のある色合いで塗装することができるのでオススメです。
サーフェイサー塗装の詳細は、先回の記事をご覧ください。
トップコートは重要
上塗りした塗料の塗膜を保護するためにも、最後にクリア(無色の塗料)は重要です。
スミ入れをする時に、つや消し状態の塗料では余計な部分に入り込んでしまったり、デカールを貼る際にも剥がれたりする要因になるので、つや消しにする場合でも、一旦クリア塗料を吹いてから、最後につや消しクリアを塗るようにすると、キレイに仕上がります。
今回は「ガイアノーツ Exシリーズ Ex-03 Ex-クリアー」を使いました。塗装後に白化することもなく、ラッカー系で乾燥が速く、乾燥後の塗膜が硬いので結構気に入っています。
黒サフの下地に塗装するので、多少明るめの色調にしてあります。
注意点としては、つや消し状態のパーツに、クリアを塗装すると色目が変わります。艶消し材で表面がザラザラになっているので、本来の塗装した色よりも白く見えているのが、クリアによって本当の色になるので鮮やかな色調になります。
艶有りで仕上げる時は、つや消し状態の色味ではなくなってしまうので注意が必要。今回の色味は、このくらい変化しました。
左がクリア塗装したパーツで、右はつや消し塗料で塗った直後です。発色が良くなっています。
濃い色調の場合は、つや消し状態よりも濃くなります。
まとめ
今回は、塗装したパーツにクリアでトップコート塗装を行いました。
パーツの塗膜を保護する効果と、デカールを貼りやすくしたり、スミ入れ塗料が予想外の場所に散ってしまう防止にもなるので、つや消し仕上げをする際にも有用です。
また、つや消し状態の場合にはクリア塗装によって色味が濃く(鮮やかに)なるので、最後にクリアで仕上げる時には、ある程度想像して調色しておく必要があります。
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次回は、スパイクアーマーの尖らせ加工をしていきます。
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