1/100 マスターグレード(MG)でしか立体化されていない、ドズル・ザビ専用ドムを 1/144 HGキットを改造して作っていきます。今回は3Dプリンターで造形した大型ヒートホークが握れるようにキットのハンドパーツを改造しました。
3D CADで設計
今回も3Dデータの作成は、DesignSpark Mechanical(3D CAD)を使っていきます。
ヒートホークは可動部の無いので慣れてくれば、1~2時間もあれば設計が出来ますが。造形しないと分からない部分もあるので、試作を繰り返すので、最初から完成形を求めずに設計していくと、結構簡単にデザインできるものです。
今回は、改良版としてグリップと本体(刃の基部)に厚みを持たせたデザインに変更したりして、何度か試作を繰り返しています。
持てなくなったヒートホーク
デザイン時から分かっていたことですが、こうなります。キットの握りハンドパーツは、ヒート剣用に作られているので、狭いんですよね。
ハンドパーツの改造
グリップをまた薄くすれば良いんですが、ペラペラのグリップでは迫力が出ないので、今回はハンドパーツ側を改造していきます。
邪魔をしているのは、手のひらの小指側の出っ張り。人間ではありえないくらいに膨らんでいます。(写真の下側)
この部分を板ヤスリで、削り落とします。
適当にやると、削り過ぎてしまうので、グリップを持たせながら調整。完成したら隠れてしまう部分なので、結構大胆に削りこんでます。
全体で見るとこんな感じ。まだ上の方なので、もう少し削ってグリップの下側で握れるようにします。
手の甲側のパーツだけでは、対処できなかったので、指側のパーツ(親指)部分も少し削りこんで、四角形の穴になるように改造。
改造前と比較すると、こんな感じ。左右対称を意識したユニバーサルデザインなのか、やっぱりかなり出っ張ってます。(右側がキットの状態)
グリップの下側でヒートホークを握ることができるようになりました。
こんな感じのポーズも決められます。
まとめ
今回は、3D プリンターを使って「ドズル・ザビ専用ドム」の大型ヒートホークのデザインで持てなくなってしまったハンドパーツを改造してみました。
キットに追加するパーツを造形する場合、別の設計なので必ずギャップが発生します。
3Dプリンターでバーツを造形する場合、データを修正してすぐに再印刷できるというメリットがありますが、3Dパーツ側で吸収するか、キットのパーツ側で対応するかは、ケースバイケースです。
3Dで造形したパーツのデザインを活かしたい場合などでは、キット側で吸収した方が、良い場合もあります。
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次回は、ドズル・ザビ専用ドムを製作を始めていきます。
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