1/100 マスターグレード(MG)でしか立体化されていない、ドズル・ザビ専用ドムを 1/144 HGキットを改造して作っていきます。今回は特徴的なエングレービング的なレリーフ状の装飾を再現するために肩アーマーに等幅のマスキングをコーナーカッター「かどまる」を使って貼り付けていきます。
等幅で曲線マスキングする
先回マスキングテープのテープ幅を使って、パーツに等間隔の場所をマスキングしましたが、ドズル・ザビ専用ドムの肩アーマーにもレリーフ装飾があり、曲線で構成されているので、かなりの難易度が高いです。
デザインナイフやカッターでマスキングテープを切り取る方法もありますが、左右対称に切り分けるのは至難の業なので、コーナーカッターを使った方法を紹介します。
コーナーカッターは、写真やラミネート用紙の四隅をラウンド上に切り抜くパンチのような製品で、二穴パンチのような使い方で用紙を挟み込んで切り抜きます。
マスキングテープをコピー用紙の端に貼り付けて、そのままコーナーカッターに挟み込んで丸めます。
丸く切り取られた、マスキングテープをコピー用紙から剥がして、肩パーツに等幅(6ミリ)で貼り付けたテープをガイドにして貼ります。
貼り付けると、こんな感じ。(写真では分かりやすいように隙間を空けてます)
残りの部分をテープで埋めて、曲線で等幅でマスキング作業完了。コーナーカッターで同じラウンド上にテープを切り抜くことができるので、等幅のテープが用意できれば、左右対称にマスキングすることができます。
二穴パンチの要領で、マスキングテープをカットすることができるので簡単に量産できます。
黒サフの再塗装
後は塗料が吹きかかって欲しくない場所もマスキングテープで覆って、塗装をします。曲線が多い場所では、テープを短く切って少しずつ覆っていくと最終的には楽にマスキングすることができます。
長いテープだと、シワになったりして隙間を作ってしまうことがあるので短く切ったテープを密着させながら覆っていった方が作業効率的には上がるはずです。
塗料が乾燥したらマスキングテープを剥がしていきます。乾燥が不十分だと、この時点で塗膜が剥がれてしまったり、余計な場所に付着してしまう場合があるので、1日くらいは乾燥させた方が綺麗な塗り分けができます。
最終的な塗り分けたパーツ。良い感じに曲線の塗り分けができました。
まとめ
今回は、コーナーカッターという製品を使って等幅な曲線部分の塗り分けをするためにマスキングを行いました。
集中力があれば、カッターやデザインナイフでマスキングテープを切り抜いて、同じ作業ができますが、コーナーカッターを使えば、同じラウンド状にカットすることができるので、誰でも同じ形状にテープをカットすることができます。
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次回は、エングレービング(レリーフ)部分の塗り分けを続けていきます。
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