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3Dプリンター ムサイ改型ワルキューレ 製作日誌(31日目)ポリパテで合わせ目消しと平面化(続き)

光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回は分割して造形したパーツの合わせ目をポリパテで埋めていく作業を行いました。

光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO

フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。

前回までの作業は、別記事をご覧ください。

ポリパテでモールド作成

3Dプリンターで造形したパーツは放置しておくと反ることがあります。2次硬化させたときには大丈夫でも、1週間くらい放置しておくと曲がってしまうこともあります。

当然、パーツを組み合わせた時に隙間が空いてしまうので、その部分をポリパテで修正していきます。

今回は船底にあるスタビライザー的なパーツを固定した時に、前後にかなりの隙間ができてしまうので、ポリパテで土台を作ってパーツを合わせてから切り取ってパーツの一部を延長するような作業を行いました。

こんな感じで、隙間を埋める以上にパーツの一部を延長したように修正することもできます。

カッターで切削するような作業にも向いているので、大まかにカッターやデザインナイフで形を作って、ヤスリで整えるような段階を踏めば、効率よく作業を進めることができます。

主砲の台座パーツもパーツを分割した部分にできる段差が激しかったので、ポリパテを使って平面化してあります。経験上5センチくらいのサイズになるとヒケや収縮が目立つようになります。

こんな感じで、段差部分に少量のポリパテを盛って、削ってを繰り返して、隙間やヒケを修正していきます。

まとめ

今回は、光造形したパーツの合わせ目をポリパテを使って埋めていく作業の続きを行いました。光硬化と違って、時間で硬化するので、少量ずつ調合して複数回に分けて作業をすると効率的です。

段差が大きな場所は、大量のパテを付けるのが難しい作業になるので1回で仕上げようとせずに、数回に分けて盛っては削りの作業をした方が、結果少ない量のパテで仕上げることができます。

成功した造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。

次回は、船首部分の組立てを進めていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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