光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回は艦橋部分のパーツの合わせ目をポリパテで埋めていく作業を行いました。
光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO
フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。
前回までの作業は、別記事をご覧ください。
ポリパテで曲面作成
今回は、パーツを組み合わせた時に隙間をポリパテで埋めていく作業を進めていきます。
船首部分は、比較的平面な構成だったので楽でしたが、艦橋部分は複雑で入り組んでいるので若干面倒。
とりあえず、硬化剤を練り込んだポリパテを艦橋の隙間めがけて塗っていきます。
多少はみ出したり、関係ない場所にパテが付いてしまっても後で削り取れば良いので、そのまま作業を進めます。
また、盛り上げたい場所には、少しだけ多めにパテを塗っておきます。
一通り塗り終わったら、60分くらい硬化させた後に粗目の紙やすり(240番くらい)で削っていきます。
パテが足りなかった部分や削り過ぎてしまった部分があっても気にせず全体的な形を整えていきます。
再度、パテを塗っては削りを繰り返して納得のいく形状を目指します。
まとめ
今回は、光造形した艦橋パーツの隙間をポリパテを使って埋めていく作業を行いました。光硬化と違って、時間で硬化するので、少量ずつ調合して複数回に分けて作業をすると効率的です。
特に曲線で隙間を埋める場合には、粗目(240番くらい)の紙やすりで作業をするとパーツの形状に合わせて楽にパテを削ることができるのでおススメです。
プラ材と違って、光硬化レジンは硬いのでレジンが表面に出てくるまで粗目の紙やすりで削って、最後は中目(600~800番)の紙やすりで仕上げるという流れで効率的な作業をすることができます。
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3万円くらいの3Dプリンターで、これだけの出力ができるようになっているのは驚きです。0.2ミリのモールドもキチンと再現されているので、塗装してスミ入れしてみたい気持ちになります。
次回は、船首部分の組立てを進めていきます。
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