光造形 3Dプリンター「ELEGOO MARS PRO」を使って、ムサイ改型ワルキューレを作っていきます。今回は先回サーフェイサー塗りまで終わっているメガ粒子砲のディティールアップに挑戦していきます。
光造形 3Dプリンター ELEGOO MARS PRO
フィラメントのPLA樹脂などを利用する3Dプリンターが有名ですが、ELEGOO MARS PROは紫外線硬化するレジンを使って、造形物を印刷するプリンターです。PLA樹脂を使うプリンターよりも細かな造形ができるので、どのくらいの再現ができるのか、練習材料にガンダム ORIGINで登場する「艦隊指揮艦ドズル専用 ムサイ改型ワルキューレ」を製作していきます。
前回までの作業は、別記事をご覧ください。
メガ粒子砲の塗装
サーフェイサー塗装まで進んだメガ粒子砲を上塗り塗装していきます。今回はメインカラーは「タミヤ アクリル塗料 濃緑色」に決めてあるので、エアブラシで全体的に塗りつぶしていきます。
デカールを貼りやすいように、塗装後にクリア塗装をして少しツヤをだしてあります。
船首部分に取り付けると、こんな感じ。
クリア塗装が乾燥したら、適当なデカールを貼り付けます。いつも紹介している「Cloud Eleven 1/144&1/100用 警告(コーション)デカール 汎用 水転写式デカール」を使いました。台紙の吸水性がよくて、ニスの部分が早く剥がれてくれるので作業性が良くておススメのデカールです。
3基ありますが、同じパターンに余裕があるのもおススメなデカールです。
センサー部分のディティールアップ
今回はメガ粒子砲のセンサー部分も再現していきます。オリジンの劇中でも短いシーンですが、こんな感じでムサイのメガ粒子砲がアップになった時に、赤色のセンサー部分を確認することができます。
当初は、適当なクリアパーツを考えていましたが、サイズ的に合うものが無くて、ボールジョイントのパーツの球体部分をカットして取り付けることにしました。
塗装棒に挟んだボールジョイントパーツの球体部分を赤色に筆塗り塗装しました。クリアレッドの塗料を薄め液で溶いて、塗り重ねてます。
ボールジョイントの軸部分をニッパーでカットしてメガ粒子砲に流し込み接着剤で固定します。3D造形のレジンとスチロール系のプラモデルパーツは、流し込み用の接着剤では固定できませんが、上塗り塗料が、溶けて仮止めくらい接着ができます。
砲門部分を付けると、こんな感じ。差し色的に赤が映えるのでカッコ良くなりました。
別角度から撮影。後端に取り付けたダクト形状のパーツと、適当に貼ったデカールですが、適度なゴチャゴチャ感が出せています。
船首部分に取り付けると、こんな感じ。ミサイルランチャーとか、主砲とかを付けると一気に戦艦の雰囲気が出てきて、本体の塗装へのモチベーションが上がります。
まとめ
今回は、メガ粒子砲の塗装とディティールアップを行いました。塗り分けする部分が少ないので、差し色的な何かが必要だと思っていましたが、赤色に塗装したセンサー部分を別パーツとして取り付けることで、ゴチャゴチャ感と見映えする塗り分けを同時にすることができました。
単一色で塗ったパーツの場合、間延びしてしまうことになりますが、デカールなどアクセント的な部分を作ることでゴチャゴチャ感をだすことができます。
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次回は、メガ粒子砲を完成させていきます。
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