ガンプラ転売のブームでキットが手に入らないので3Dプリンターでガンプラ欲を満たすために、フルスクラッチで製作した高速起動型ザク(タコザク)を流用して勢いで製作するサイコミュ試験型ザクの記録14日目。今回は脚部パーツを光造形レジンで接着しました。
パーツの接着
先回、動力パイプを新規で造形して追加した脚部のパーツを固定して組み立てていきます。
大きなパーツを光造形樹脂で印刷すると、必ず反ります。これは仕方が無い事なので受け入れるしかありません。3Dプリンターで出力直後から反っている場合もありますが、パーツの形状や印刷条件によっては、後から反ってくることもあります。
なので、私の場合、反る前提でパーツを2~3日放置しておいて反らせてしまいます。UVライトで強制的に2次硬化させて反りを促進する手段もありますが、樹脂が硬くなってしまうと後で加工が難しくなるので、時間がある場合にはゆっくり反りが治まるまで待ちます。
今回のパーツも脚部と腰が、このくらい反ってしまいました。
また、脚部の内部に足首を固定するためのパーツを固定するのですが、私は時短のために瞬間接着剤を使います。メリットはもちろん作業性が良い事ですが、デメリットとして強い力が加わった場合に、パーツが破壊されます。
例えば下の写真のように固定したパーツに横方向の力が掛かると、ポキッと折れるリスクがあります。
足首のパーツは、ポリキャップを先端に固定したプラ棒を使うので可動させたときに膝下部分に応力がかかる形になります。
レジンで接着する方法は簡単で、塗装する時のスパチュラやプラ棒などで、未硬化の光造形樹脂をパーツに少量塗って、UVライトで硬化させるだけです。
30秒くらい照射すると、その後は樹脂が硬化していくので待っていればパーツ同士が接着されます。
瞬間接着剤と違って、UVライトで紫外線を照射するまでは硬化が始まらないのでパーツの位置合わせは、楽になります。100均でも手に入る洗濯ばさみを使って仮止めしておくことで、キレイに位置合わせをすることができます。
こんな感じでパーツの合わせ目を確実に固定しておいて、上からUVライトを30秒くらい照射すれば、硬化が始まります。後はパーツの位置を変えて、色んな方向からライトを充てることでパーツを強力に貼り合わせることができます。
腰パーツも、こんな感じでレジンを塗ったパーツを仮止めした状態でUVライトで接着を行います。瞬間接着剤よりや手間がかかりますが強力にパーツを貼り合わせることができるので強度を出したい場合には有効です。
まとめ
今回は、フルスクラッチでの造形を始めたサイコミュ試験型ザクの脚部と腰パーツの貼り合わせを行いました。
パーツの固定に強度が必要な場合に、3Dプリンターで使うレジンとUVライトを使うことで、パーツ同士を貼り合わせることができます。
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