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Android デバイス マネージャーでエミュレーターを開始時に[Hyper-V が構成されていません]が表示される際の対処法

新しくリリースされた、.NET MAUI プロジェクトでアプリを作っている際に、Android デバイスのエミュレーターを開始させた際に[”Hyper-V” 機能をオンにして、ネイティブ ハイパーバイザーに切り替え、エミュレーターを加速させてください。]メッセージが表示された場合の対処法を備忘録的に投稿します。

この記事は、公式ドキュメントの[Build your first app .NET MAUI app]を参考にして書いています。

.NET MAUI プロジェクト

Xamarin のように同じプロジェクトで、Windows・Android・iOSアプリを一度に開発するための仕組みです。

ユーザーインターフェイスはXamlにタグを利用してデザインを行い、処理コードはcsファイルに記載する形を踏襲しています。1つのコードで複数のOSに対応したアプリが作れる(はずです)

Android 端末のエミュレーターでデバッグするまでの手順は別記事をご覧ください。

Hyper-V が構成されていません

エミュレータで利用するAndroid OSを管理する[Android デバイス マネージャー]単体で起動した場合に、次のようなメッセージが表示される場合があります。

“Hyper-V” 機能をオンにして、ネイティブ ハイパーバイザーに切り替え、エミュレーターを加速させてください。

メッセージよると、切り替えるとエミュレーターが加速するようです。

気になる、ネイティブ ハイパーバイザーは[Windowsの機能の有効化または無効化]にあります。

[Hyper-V|Hyper-V プラットフォーム]にありそうですが、ここではなくもっと下の方にあります。

[Windows ハイパーバイザー プラットフォーム]を有効(チェックを入れる)にします。

インストールされるとWindowsの再起動が求められるので、再起動をします。

気になるエミュレーターの加速具合を調べてみました。

Visual Studioでデバッグを開始してから、エミュレータ上でアプリが表示されるまでの時間を計測してみました。

[Windows ハイパーバイザー プラットフォーム]が無効の状態で

01:31:20

有効にしたところ

01:27:16

まぁ、誤差範囲内です(笑)。

メッセージが消せただけでも良しとしましょう。

まとめ

今回は短い記事ですが、Android デバイス マネージャーでエミュレーターを開始する際に表示される[”Hyper-V” 機能をオンにして、ネイティブ ハイパーバイザーに切り替え、エミュレーターを加速させてください。]の対処法について書きました。

Android エミュレーターを開始する際に[Hyper-V が構成されていません]メッセージが気になる人の参考になれば幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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