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光造形3Dプリンターで Cherry MX互換のキーキャップを造形する(その参)

メカニカルキーボードで使える、キーキャップを光造形3Dプリンターで出力してみようと思い立ち、設計から造形までしてみた結果を備忘録的に投稿しておきます。今回は、造形後の走査線削りです。

カーソルキー用のキャップ造形

3D CADアプリで設計した部分は、別記事をご覧ください。

試作したキャップのデータを修正して、カーソルキー向けの出っ張りを追加してみました。よくある肉球キャップの控えめなバージョンです。

早速、サポート材を適当に追加してプリント。1回成功しているので、脱落や変形もなく上手に印刷できました。

積層面の平滑化

パーツを切り出した後、サポート材を付けた部分をサンドペーパーでバリ取りします。この辺りは、光造形 3Dプリンターで出力した造形物の一般的な処理です。

続いて、キーキャップ全体の積層跡を400番くらいのサンドペーパーを使って平滑化します。曲面部分や斜めになる形状では階段状の積層跡が出てしまうので、平面になるように全体的に削ります。

左がサンドペーパーで積層跡を削った造形物。写真だと目立ちませんが光を当てると積層部分が階段状になっているので、削ってスムーズな面にしておきます。

最近よく使っている「Koolertron ノブ付き 9キー片手キーボード(AMAG19)」のキー軸に被せてみました。

純正のキーキャップと遜色なく造形できてきました。

まとめ

今回は短い記事ですが、表面に肉球を追加したキーキャップを3Dプリンターで造形してみました。

かなり適当にデザインしていますが、造形物をサンドペーパーで削って平滑化してみると、かなりカッコ良く見えるので、制作のモチベーションが上がります。

次回は塗装をしていきます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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