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ELEGOO Photopolymer Rasin V2.0 仕様比較

Amazon セールで安くなっていて、購入した「ELEGOO 3Dプリンター用レジン 405nm UV硬化標準フォトポリマー樹脂 2.0 液晶3Dプリント用 高精度 低臭 グレー 1000g」届いた製品を無印の「ELEGOO 光造形3Dプリンター用 UVレジン 1000g 光硬化可能樹脂 3Dプリンタ向け」と仕様の比較をしてみました。

V2.0はABS類似レジン

ELEGOOの公式ページには[Resin Type: ABS-like resin 2.0]の表記があるので、新しいV2 レジンはABS類似レジンというのが分かります。

硬化後の切削性や曲げ耐性が改良されていると考えられます(実際に試した訳ではないので、あくまでカタログ仕様上の話です。

ちなみにホームページ上の仕様(Specifications)は無印(V1.0 ?)と他の仕様を見比べても同じ表記でした。

ホームページ上の製品仕様のパラメータでは、それ以外は同じ表記なので、ほぼ同じ樹脂だと考えられます。

Standard Resin V2.0 Grey の仕様がこんな感じ。

  • Resin Type: ABS-like resin V2.0
  • Hardness: 84 D; Shrinkage: 7.1 %
  • Viscosity (25°C): 150-200 mPa.s
  • Liquid Density: 1.100 g/cm³
  • Solid Density: 1.195 g/cm³
  • Flexure Strength: 59-70 Mpa
  • Extension Strength: 36-53 Mpa
  • Elongation at Break: 14.2
  • Shelf Life: 2 year

Standard Resin Colored 1KG の仕様がこちら

  • Hardness: 84 D; Shrinkage: 7.1 %
  • Viscosity (25°C): 150-200 mPa.s
  • Liquid Density: 1.100 g/cm³
  • Solid Density: 1.195 g/cm³
  • Flexure Strength: 59-70 Mpa
  • Extension Strength: 36-53 Mpa
  • Elongation at Break: 14.2
  • Shelf Life: 2 year

パッケージの表記は微妙に違いがある

届いたボトルのパッケージに印刷されている仕様には、微妙な違いがありました。

V2.0のパッケージの記載は、こんな感じ。

  • wave-length: 405nm
  • Hardness (D): 80-86
  • Viscosity (25°C): 200 – 400 mPa.s
  • Liquid density: 1.05 – 1.25 g/cm³
  • Flexure strength: 33.59± 10% mPa
  • Extension strength: 33.21± 10% mPa

無印(V1.0)のパッケージの表記がこちら

  • wave-length: 405nm
  • Hardness (D): 84
  • Viscosity (25°C): 150 – 200 mPa.s
  • Liquid density: 1.100 g/cm³
  • Solid density: 1.195 g/cm³
  • Flexure strength: 59 – 70 mPa
  • Extension strength: 36 – 53 mPa

表記方法がレンジとプラマイなので微妙に違うように見えますが、明らかに違うのは粘度(Viscosity)

V1.0の「150 – 200 mPa.s」に対してV2.0は「200 – 400 mPa.s」なので、よりドロドロしているということになります。

その他にもFlexure strength(曲げ強度)もV2.0は上がっていますが、これはABS類似レジンという情報から頷ける数値です。

とりあえずパッケージから読み取れる違いは、こんな感じでした。次は実際に造形したパーツで違いを確認したら追記を行っていきます。

まとめ

今回は短い記事ですが、「ELEGOO 3Dプリンター用レジン 405nm UV硬化標準フォトポリマー樹脂 2.0 液晶3Dプリント用 高精度 低臭 グレー 1000g」と「ELEGOO 光造形3Dプリンター用 UVレジン 1000g 光硬化可能樹脂 3Dプリンタ向け」のパッケージから読み取れる仕様の比較をしてみました。

公式ページに記載されている仕様では、ほとんど同じに見えますがパッケージの仕様表記を見る限り、ABS類似レジンとなり粘度が高く硬化後の曲げ強度が上がっているように見えます。

3Dプリントした造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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