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3Dプリント 造形後に表面が凹んでしまう時の対処法

3Dプリンターで正方形を造形したつもりが、少し歪んで菱形になってしまうとガッカリします。色々試行錯誤して見つけた対処法を備忘録的に投稿していきます。

薄い形状ほど凹む

薄い形状のパーツを造形した際に下の写真のように表面に凹みが出来てしまうことがあります。

造形時に凹んでしまう時もありますが、ビルドプレートから剥がす時に変形してしまう場合もあります。

インフィルパターンで工夫

FDM式の3Dプリンターの場合、造形時に内部を補強するために「インフィルパターン」項項目があり内部を造形する形状を設定できます。

この「インフィルパターン」を変更して変形や凹みを低減が可能です。

私の使っている「Creality Slicer」の場合は既定値で「キュービック」になっていて、それなりに隙間がある形状になっています。

例えば「ジグザク」の場合には、こんな感じで隙間を少なくすることができます。

「インフィル密度」の値を編集する方法もありますが、形状を変更した方が造形後のイメージがしやすいです。

実際に造形するとこんな感じで出来上がります。(左が「キュービック」、右が「ジグザク」)

「インフィルパターン」によってはフィラメントの消費量も変わるので、造形物の形状で工夫する必要があります。

まとめ

今回は、3Dプリンターで造形したモデルの表面が凹んだり変形する場合の対処法について書きました。

造形時に内部を補強するための「インフィルパターン」があり、形状によっては内部の隙間の大きさで表面部分が垂れてしまい凹みが発生する場合があります。

この「インフィルパターン」(時には「インフィル密度」も)を変更することで表面の凹みや変形のリスクを低減できます。

また、インフィルパターンによってはフィラメント材料の消費が増えてしまう場合もあるため、モデルの形状で使い分ける必要があります。

造形物は、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

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