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VisualStudioCode 1.82 気になった機能レビュー

2023年7月にリリースされた「Visual Studio Code」の新しいバージョン1.82に追加された機能で気になった部分のレビューを投稿してみます。

2023年7月にリリースされたバージョン1.81に関する別記事もご覧ください。

ビルトインのポート転送

組み込みのポート転送システムが追加されました。

ポート転送機能を使用すると、ローカルで実行されているサービスをインターネット経由で他の人やデバイスと共有できます。

これを使用するには[ポート]タブで[Forward a Port]ボタンを選択します。

表示された画面で利用する[ポート]や[ローカルアドレス]などを入力します。

[拡張機能 ‘Local Tunnel Port Forwarding’ が GitHub を使用してサインインしようとしています]画面で[許可]を選択します。

ブラウザーで別画面で表示されたGitHub画面でサインインします。

固定されたタブを閉じる方法の制限

固定されたタブをキーボードやマウスで閉じなくする設定が追加されました。

既定値では、固定されたタブはキーボードまたはマウスの操作によって閉じられません。

workbench.editor.preventPinnedEditorClose 設定を編集にすることで、マウスやキーボードショートカットでタブを閉じることが可能です。

設定画面の[Prevent Pinned Editor Close]項目で選択を行います。

一覧で表示される設定を変更することで、固定タブを閉じる動作を編集できます。

  • keyboardAndMouse:固定されたタブは、キーボード ショートカットまたはマウスの中クリックによって閉じられません。(既定値)
  • keyboard:固定されたタブはキーボード ショートカットでは閉じません。
  • mouse:固定されたタブはマウスの中クリックでは閉じません。
  • never:固定されたタブは、キーボード ショートカットまたはマウスの中クリックによって常に閉じられます。

まとめ

Visual Studio Code 1.82で追加・更新された機能の一部を紹介してみました。

今回は、ポート転送機能などターミナルのオプションが追加されていました。

他の機能や詳細な部分は、1.82のリリースノートをご覧ください。

「Visual Studio」と聞くと、Windowsアプリの開発環境としてのイメージが大きいですが、「Visual Studio Code」の場合、LinuxやMacOSでも利用者が多くなってきているマルチプラットフォームに対応したスクリプトエディタです。

その他に、インストールする場所を変更する「ユーザーセットアップディストリビューションへの切り替え」が実施されています。メッセージが表示された場合には、新しいインストール場所に再インストールをお勧めします。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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