AmazonのURLからアソシエイトツールバーからオミットされてしまった、テキストと画像のアフィリエイトリンクを作成してみました。
2024年1月9日 追記
この方法では画像リンクを取得できなくなっているようです。
Amazon APIの紹介をしていますが、この記事で生成するテキストと画像のアフィリエイトリンクは、APIを利用せずに作成できます。
Amazon Product Advertising API
先回、[開発者ガイド]で公開されているサンプルコードでキーワードを使った商品検索ができました。
利用条件が厳しいAPI
Amazon Product Advartising APIは無料で利用ができますが、利用するための条件があります。
中でも重要なのが、これ
売上実績の発生がない場合は、PA-APIの利用開始はできません。
Amazon アソシエイト ヘルプより
また、発送済み商品売上が過去30日以内に発生していない場合、PA-APIをご利用いただけなくなる恐れがございます。
1日で利用できるAPIの回数などの制限もありますが、Amazonアフィリエイトで継続的に売上実績を上げる必要があります。
なので、過去30日以内に1円でもアソシエイトリンクを使った売上が無いとAPIのテストもできないという状況になります。
これからAmazonのアフィリエイトを始める場合はAPIの利用は厳しい。
詳しくは[Amazon アソシエイト ヘルプ|その他のお知らせ]をご覧ください。
テキストと画像リンク
アソシエイトツールバーから[テキストと画像]リンクを生成した場合、次のようなコードが表示されます。
<iframe sandbox="allow-popups allow-scripts allow-modals allow-forms allow-same-origin" style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=<アソシエイトID>&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=<ASINコード>"></iframe>
調べてみると、必要なのは[アソシエイトID]と[ASINコード]の2つがあれば別のリンクが表示されるようになりました。
最後に[linkId]パラメーターが続きますが、ネットで調べた限りでは内部的に生成される一意値ということなので、今回は生成から外してあります。
(公式ページに関連する記載が見つからないので、実際に何に使っているのかは不明です)
AmazonのURLからリンクを生成
ここまで準備した訳ですが、実際に作ってみたらAPIを使用せずにPHPだけでリンクのソースを生成するコードが作れました。
[amazon-api-getaffiate-link.php]
<html>
<head>
<title></title>
</head>
<body>
<form action="" method="post">
<input type="text" name="_url" value=""/>
<input type="submit" value="GetItems" />
</form>
<?php
$str = $_POST["_url"];
$str = urldecode($str);
$url = parse_url($str);
$split = explode("/", $url["path"],5);
$index = 0;
$asin = "";
foreach ($split as $value) {
if(strtoupper($value) == "DP") {
$asin = $split[$index + 1];
break;
}
$index++;
}
if($asin != "")
{
$output = '<iframe sandbox="allow-popups allow-scripts allow-modals allow-forms allow-same-origin" style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=';
$output .= '<アソシエイトID>';
$output .= '&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=';
$output .= $asin;
$output .= '"></iframe>';
echo '<p>' . $output . '</p>';
echo '<textarea rows="15" cols="64">' . $output . '</textarea>';
}
?>
</body>
</html>
アソシエイトID以外は、ほとんど固定値なのでURLからASINコードが抜き出せれば、後は文字列を連結させることで[アソシエイトツールバー]で生成されるリンクのコードが生成できました。
実行と結果
コードをブラウザーで表示すると、テキストボックスとボタンが表示されます。
AmazonのURLをボックスに入力してボタンをクリックすると、アフィリエイトのリンクとソースが表示されます。
次回は、APIを使ってオリジナルのアフィリエイトリンクの生成を続けていきます。
まとめ
今回は、Amazon アソシエイトプログラムの[アソシエイトツールバー]で生成できる[テキストと画像]リンクを、Amazonの商品ページへのURLから生成するコードについて考えてみました。
Amazonアソシエイツのツールバーで画像付きの商品ページへのリンクが作成できなくなるので、少し手を加えることでアフィリエイトリンクのコードの出力ができました。
[アソシエイトツールバー]でテキストと画像のリンクを自作したい人の参考になれば幸いです。
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