プラモデルや3Dプリンターの造形物にエアブラシや缶スプレーで塗装する時に、換気や飛散した塗料を屋外に逃がす塗装ブースを自作してみます。今回はブース内で照明として利用するためのLEDライトを取り付けしていきます。
塗装ブース
塗装ブースと言っても調べてみると、タミヤやGSIクレオスなどの模型メーカーなどから出されている商品から、部屋の一角に設置するような大型の設備まで沢山あって、どんな感じにしようか迷ってしまいます。
今回はSNSで見つけた「MOTO6」さん塗装ブースを参考にして設計してみました。
センサー付きLEDライト
先回の記事で、箱組みしたブースに手元を照らすためのライトを取り付けていきます。
今回、照明として購入したのは「SOAIY LED キッチンライト 40cm バーライト タッチレス センサーライト 非接触 ACアダプター付き 無段階調光 手元灯 流し元灯 台所 棚下 間接照明 工事不要 (昼光色)」を取り付けられるように設計していきます。
40ミリという長めのLEDライトで対人センサー付きでスイッチ操作なしで照明が点灯するタイプです。
取り付け用パーツの工作
今回も3Dプリンターでパーツを造形しました。ホームセンターで購入できる金属ステーでも固定できますが、形状や寸法をカスタムできるので3Dプリンターがあると便利です。
板材を固定するためのパーツを造形。約40分くらいで出来上がるので出来合いのパーツの寸法を調べたり、後加工するよりも楽チンです。
板材に取り付け用のネジ穴を開口します。
こんな感じで、左右の両端に造形したパーツを仮止めします。
M3のネジを通して、ボルトで工程して完成。
こんな感じでブースに取り付けます。
整流板を固定するためのパーツをレール替わりにして前後に少し移動できるようにしました。
LEDを固定するための板材用のパーツを設計。上側の大きな凹みは電源ケーブル用です。
こんな感じで板材に取り付けていきます。
上側部分にLEDライトを固定するための板材をネジで固定します。
LEDライトに給電するためのケーブルを通す穴を追加。
左右のパーツを仮組みして、LEDライトを固定用します。
本体ブースにケーブル穴を追加
LEDライトに給電するケーブルを本体に通すための穴を開けます。
ライトを固定した板材に開けた穴と同じくらいに当たりを付けておきます。
ドリル刃の回転でキッチンシートが巻き込まれないように、穴の部分のシートはあらかじめカットして剥がしておきます。
貫通させたら周囲を板ヤスリで仕上げて、加工は終了。
こんな感じで取り付けたLEDライトのケーブルを通します。
LEDライトに給電して点灯させることができました。板材にミラーシートを貼り付けると、見映えもよくなりそうですが次回のバージョンアップ点としておきます。
次回は箱組みしたブースにスライドヒンジを使って、扉を取り付けていきます。
まとめ
今回は、短い記事になりましたが、「塗装ブース」に手元を照らすLEDライトの取り付けを行いました。
ホームセンターで購入できる材料でも代用できそうですが、3Dプリンターがあれば簡単にカスタムパーツを造形して固定ができました。
塗装ブースを自作したいと考えている人の参考になれば幸いです。
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