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塗装ブースをコンクリートパネルで自作(9日目)キャビネットヒンジでパネル取り付け

プラモデルや3Dプリンターの造形物にエアブラシや缶スプレーで塗装する時に、換気や飛散した塗料を屋外に逃がす塗装ブースを自作してみます。今回は棚の扉などで使われている「キャビネットヒンジ(スライド蝶番)」を使ってブース前面に可動式のパネルを取り付けました。

塗装ブース

塗装ブースと言っても調べてみると、タミヤやGSIクレオスなどの模型メーカーなどから出されている商品から、部屋の一角に設置するような大型の設備まで沢山あって、どんな感じにしようか迷ってしまいます。

今回はSNSで見つけた「MOTO6」さん塗装ブースを参考にして設計してみました。

キャビネットヒンジ

先回の記事で、LEDライトを取り付けた本体に扉を追加していきます。

https://blog.janjan.net/2024/04/17/paint-booth-make-using-concrete-panel-vol-8/

今回、扉を取り付けるのに購入したのは「YFFSFDC ステンレス製 スライド蝶番 キャビネットヒンジ 補修 固定金具 扉 窓 家具丁番 取り付け簡単 6個セット (ネジ付き48枚)」を取り付けられるように設計していきます。

「スライド蝶番」とも呼ばれていて、棚や収納する場所で蝶番を内側に隠して扉を取り付けられるようになっています。

普段はこんな感じで扉を支えていて

扉を倒すと、尺取虫のように伸びてきます。

ヒンジの取り付け工作

取り付け位置で扉の開き方に影響が出るので、慎重に作業します。

今回の「YFFSFDC ステンレス製 スライド蝶番 キャビネットヒンジ 補修 固定金具 扉 窓 家具丁番 取り付け簡単 6個セット (ネジ付き48枚)」には1カ所に4本のビス穴があり、内2本が前後方向に調整できる長めの穴になっています。

ブース本体側の板材の端面に「面イチ」になるように仮置きして長めの穴をトレース。

今回はM3タップネジで固定するので、トレースした位置の中央部分に2.5ミリの下穴を開けます。

その際、ドリル刃が板材を貫通しないようにマスキングテープで目印を付けておきます。

下穴が開いたら、タップネジで仮固定。

ヒンジを展開して、扉側の板材にも長めの穴をトレース。

扉側の板材にもM3のタップネジで仮止めして、実際に開閉して傾きと隙間を調整します。

同じように左右の扉をこんな感じでブースに取り付けました。

ブース上側にも同じ要領でキャビネットヒンジで板を取り付けます。

こんな感じで、左右と上の3枚の扉を追加しました。

塗装時の領域展開

扉を追加することで、塗装ブースの領域を広げる設計にしました。

キャビネットヒンジで扉とブースが並行に開いたまま保持されます。

上側の扉を手前に倒すと、こんな感じで追加のブース領域が出来上がります。

その他にも、扉を付けることで塗装を終えた時に閉めておけば臭気を封じておくことができます。

次回は換気扇の電源周りを作業していきます。

まとめ

今回は、短い記事になりましたが、「塗装ブース」にスライド蝶番(キャビネットヒンジ)を使って扉の取り付けを行いました。

Amazonやホームセンターで購入できる材料なので、戸板を簡単に固定できます。

塗装ブースを自作したいと考えている人の参考になれば幸いです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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