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3Dプリント 閃光のハサウェイ CARGO PISA(カーゴ・ピサ)製作日誌(69日目)ブースター周辺の再造形

中断していた貨物ポッド(カーゴ・ピサ)を製作を続けていきます。今回はデザインを再造形したブースターノズルの周辺パーツの再デザインと試作造形を行いました。

貨物ポッド カーゴ・ピサ(CARGO PISA)

映画「閃光のハサウェイ」に登場した、Ξ(クスィー)ガンダムを月から運んできた貨物ポッド(輸送ロケット)です。

映画では、主人公のハサウェイがエメラルダと一緒にメッサー指揮官機で取り付いてガンダムを受け取ったシーンが描かれています。

閃光のハサウェイ」からの引用

今回は、この巨大な筒形状モデルの内部でクスィーガンダムが格納されている部分のパーツや、関連するブースター部分の再設計を行いました。

今回はキット化されている訳ではないので、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ メカニック&ワールド (双葉社MOOK) ムック」の設定イラストを眺めながらデザインを行いました。

光造形とFDM式のハイブリット化

先回までの作業内容は別記事をご覧ください。

今回はブースターノズルを囲むように配置されているパーツを製作していきます。

先回の試作ではノズルは光造形、フレーム部分はPLAフィラメントを使ったFDM式の3Dプリンターで造形していましたが表面処理が面倒だったので、外装部分を光造形式にするようにデザインを見直しました。

下の画面で[緑]が光造形で[グレー]がFDM式で造形する部分です。

フレーム部分は複雑で中空部分も多いため、一体造形すると造形時間が長くサポート材もかなり必要になるので、分割してサポート材を付けなくても造形できるように見直しました。

造形しやすい分割部分を探すために、何度か試作。

FDM式のプリンターの場合、印刷時間を短くするためにヘッドが動く距離が短くなるように配置するのも作業効率を上げる手段です。

外装部分は、表面が滑らかな造形ができる光造形式で造形します。

アルコールで洗浄する時には[ニトリ たためる保存容器]を便利に使っています。

ハイブリッド造形の仮組み

造形したレジンをサポート材から切り出して仮組みしてみます。

表面が滑らかに仕上がるので、外装パーツに使うには持ってこいです。

切り出したパーツを仮組み。

裏側は見えない場所になるので軽量化とレジン節約のために肉抜きしてます。

FDM式で造形したパーツに光造形したパーツを被せると、軽量で滑らかな表面の良い所取りのパーツが出来上がります。

円柱のような形状は、FDM式で造形すると走査線が目立つので光造形したパーツの使い処です。

外装パーツは固定するための穴を追加して、強度も兼ねてネジ留めにしました。

こんな感じで外装が固定できます。

下から見ると、こんな感じ。見える部分は光造形の滑らかな仕上がりの造形で内側は強度のあるFDM式のハイブリッドな造形物が出来上がりました。

とりあえず、試作も含めて6時間くらいかけて、ここまで仕上がりました。

残り3セット造形する必要がありますが、今日の作業はここまで。後はパーツを量産するのは3Dプリンターの得意分野です。

まとめ

今回は、リニューアルしたカーゴ・ピサのブースターノズルを周辺パーツの試作造形と仮組みを行いました。

最初に造形した際は、表面処理が大変だったので目に触れる部分は光造形、強度が欲しいフレーム部分はFDM式で造形してハイブリッドな造形で試作を行いました。

造形した作品はインスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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