毎日暑い日が続きますが、毎日少しずつカーゴ・ピサの造形を続けています。今回は芯材部分の造形が終わった貨物室壁面の内部ディティールパーツを量産していきます。
貨物ポッド カーゴ・ピサ(CARGO PISA)
映画「閃光のハサウェイ」に登場した、Ξ(クスィー)ガンダムを月から運んできた貨物ポッド(輸送ロケット)です。
映画では、主人公のハサウェイがエメラルダと一緒にメッサー指揮官機で取り付いてガンダムを受け取ったシーンが描かれています。
今回は、この巨大な筒形状モデルの内部でクスィーガンダムが格納されている部分のパーツや、関連するブースター部分の再設計を行いました。
今回はキット化されている訳ではないので、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ メカニック&ワールド (双葉社MOOK) ムック」の設定イラストを眺めながらデザインを行いました。
壁面ディティールパーツの造形
先回までの作業内容は別記事をご覧ください。
随分前に試作していた貨物室の壁面内部に取り付けるパーツを量産していきます。
量産するために造形プレートに同じデータを配置してみましたが、試作した時のサポート材の状態では1回の造形で10個でした。
全部で48個必要なので最低でも5回はプリントする計算になります。
1回の造形数を確保するために試作時よりも角度を付けて配置する面積を減らしてみます。
早速造形してみると、反りや曲がりも無く試作の時と同じように造形できました。
プレートに配置できる量が16個に増えたので効率が1.6倍になって、3回のプリントで48個が確保できる計算です。
量産する時はプレートに配置する数を確保できるのも重要になってきます。
とりあえず1回目の量産。
同じパーツを量産できるのは3Dプリンターの使い処です。試作した時と同じものが何個でも必要な数を揃えられます。
今日の記事はここまで。
まとめ
今回は、カーゴ・ピサの貨物室内部のパーツの量産を行いました。
小さなパーツですが、量産して数を揃えるとなると効率性が重要になってきます。
配置する角度やサポート材の位置などを変更して、1回の造形で確保できる数を増やすと造形が効率的にできるようになります。
商用の場合は必須な条件になりますが、それ以外でも造形が速く終わるのは悪いことではないので、重要な要素です。
造形した作品はインスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
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