Windows Terminal のテキストを選択して右クリックで表示される[Web 検索]メニューで利用する検索エンジンを切り替えたい場合の対処法を備忘録的に投稿します。
既定値は Microsoft Bing
Windows Terminalの設定で[右クリックでメニューを表示する]を有効にすると、コンテキストメニューをプロンプトに表示できます。
例えば、入力したコマンドを選択してから右クリックすると[Web 検索]メニューが表示され、ブラウザーで検索が可能です。
既定のブラウザーが起動して、Microsoft Bingの検索結果が表示されます。
設定ファイルの編集で検索エンジンを切り替え
Windows Terminalの[設定]画面には項目がありませんが、設定ファイルを直接編集すると、Microsoft Bing 以外の検索エンジンでも結果を表示できます。
具体的には次の手順で行います。
1. [設定]画面のメニュー下部分に表示される[JSON ファイルを開く]をクリックします。
2. 設定用のJSON形式のファイル(settings.json)がエディターで開かれます。
3. 末尾に次のコードを追加します。(前行の終端にカンマが必要)
...
"schemes": [],
"showTabsInTitlebar": true,
"snapToGridOnResize": true,
"themes": [],
"useAcrylicInTabRow": true,
"searchWebDefaultQueryUrl": "https://www.google.com/search?q=%s"
4. ファイルを上書き保存します。
Windows Terminalを起動して、検索するテキストを選択して右クリックで表示された[Web 検索]メニューを選択します。
Google 検索で選択したテキストの内容が表示されます。
検索するURLを変更して、Yahoo! JAPANなどの利用も可能です。
まとめ
Windows Terminal のテキストを選択して右クリックで表示される[Web 検索]メニューで利用する検索エンジンを切り替えたい場合の対処法について紹介しました。
[設定]画面の項目にはありませんが設定用のJSON形式のファイルを直接編集してテキストを検索するエンジンの切り替えが可能です。
Windows Terminal の[Web 検索]メニューで利用する検索エンジンを変更したい人の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。