Windows11 のイベントビューアーに表示される[インストールの失敗: エラー 0x80073D02 で次の更新プログラムのインストールに失敗しました: 9NTXGKQ8P7N0-MicrosoftWindows.CrossDevice。]が追加される場合の対処法を備忘録的に投稿します。
[インストールの失敗: エラー 0x80073D02]
Windowsの調子が悪い時の原因を特定するのに役立つ[イベントビューアー]で見かける[インストールの失敗: エラー 0x80073D02]。
大抵は一過性で、更新する際にアプリが利用中で中断してしまったなどの理由が考えられます。
別の日付で繰り返し追加されているようであれば、別の原因の可能性があります。
[Microsoft Cross Device Service]
今回失敗していた[9NTXGKQ8P7N0-MicrosoftWindows.CrossDevice]。
名前から、Androidなどのスマホの通知や写真フォルダーをWindowsと共有する[スマートフォン連携]が利用していそうなサービスです。
[タスク マネージャー]で確認してみると無事に動作しているので、更新時に利用中なのが原因の可能性があります。
また、サービスを停止しようと[サービス]画面を探しても[Microsoft Cross Device Service]をホストしているサービスが見つけられません。
[設定]画面で無効化が可能
ググってみると以前は[サービス]画面で操作が可能なWindowsサービスだったようです。
最新の[Microsoft Cross Device Service]は、Windows11の[設定]画面で開始や停止の操作が可能でした。
具体的には[設定|Bluetooth とデバイス|モバイル デバイス]画面の[この PC によるモバイル デバイスへのアクセスを許可する]で開始や停止が可能です。
PowerShellで更新
[Microsoft Cross Device Service]を停止したら、[winget]コマンドで更新が可能です。
具体的には、PowerShellの画面で下のコマンドを実行します。
winget update 9NTXGKQ8P7N0
更新が成功すれば、次の更新まで重複したイベントの追加が無くなるはずです。
まとめ
Windows11 のイベントビューアーに表示される[インストールの失敗: エラー 0x80073D02 で次の更新プログラムのインストールに失敗しました: 9NTXGKQ8P7N0-MicrosoftWindows.CrossDevice。]が追加される場合の対処法について書きました。
[9NTXGKQ8P7N0-MicrosoftWindows.CrossDevice]は、スマートフォン連携アプリで利用されているサービスです。
実行されている場合は[タスク マネージャー]で[Microsoft Cross Device Service]として確認できます。
また、実行中の場合にはファイルが利用中で更新ができなかった可能性があります。
[設定|Bluetooth とデバイス|モバイル デバイス]画面の[この PC によるモバイル デバイスへのアクセスを許可する]で停止後に、[Winget]コマンドで手動で更新が可能です。
Windows11で[インストールの失敗: エラー 0x80073D02 で次の更新プログラムのインストールに失敗しました: 9NTXGKQ8P7N0-MicrosoftWindows.CrossDevice。]が追加される人の参考になれば幸いです。
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