先回造形した[Dummy 13](セリアで販売している[戦闘フィギュア]のモデル)を改造して、連邦軍の重装宇宙服を3Dプリントしてみます。
Dummy 13
セリアで販売されている[戦闘フィギュア]は、@soozafones 氏が公開している[Dummy 13]のデータが使われています。
[戦闘フィギュア]はプラモデルと同じ射出成型で作られて、素材はABS樹脂が使われています。
また[Dummy 13]のデータは以下のリンクでダウンロードが可能で、ライセンスも[Creative Commons Attribution 4.0]になっているので、ガイドラインに沿えば販売も可能になっています。
https://www.printables.com/@soozafone
https://www.printables.com/model/981111-dummy-13-version-10
[Dummy 13]を造形した内容は別記事をご覧ください。
重装宇宙服
調べて初めて知りましたが、ブライトや、ミライさん達ホワイトベースのクルーが宇宙での戦闘シーンで来ている服には、[重装宇宙服]という名前があります。
[機動戦士ガンダム 宇宙世紀 vol.2 大辞典編]で宇宙服を紹介しているページに[重装宇宙服]の記載がありました。

随分アニメと差異がありまくりのイラスト設定画ですが、数少ない資料なので参考にして製作していきます。
Dummy 13 フレームを流用
今回は[G.M.G. COLLECTION]とスケールを合わせたいので、先回製作して[Dummy 13]のフレーム部分を流用して製作していきます。
スケール的には、[G.M.G. COLLECTION]の全長が100ミリなので、少しスケールダウンします。
スライサーソフトで、71%縮小して、造形を開始。
予想に反して、造形の難易度が上がりました。
おそらく、パーツの肉厚などギリギリで詰めているので縮小すると同じ条件でも造形出来ない部分が増えました。
すべてのパーツを一度に造形すると条件出しの難易度がさらに上がります。
なので、1つ1つパーツを分けて造形することで、歩留まりを上げる作戦で縮小したパーツを造形。
小さな窓部分はサポート材を追加して、なんとか造形できるパーツもあり苦労しました。
胴体と頭部は、縮小しても比較的大きなパーツなので普通に造形できました。
両腕と同様に両脚パーツもスケールダウンで、パーツが折れたり割れたり造形に苦労しました。
両腕を胴体パーツに組付けて上半身の出来上がり。
最後に下半身のパーツと合体させて、完成。
G.M.G Collectionとの比較
単体で撮影すると分かりませんが、全長100ミリくらいのフィギュアになりました。
元のサイズと比較すると、こんな感じ。大人と子供のようなサイズ感。
G.M.G Collectionのノーマルスーツ兵と比較すると、こんな感じ。
計算上は同じサイズになる予定でしたが、小さすぎました。
72~75%くらいで丁度良いサイズになりそうです。
まとめ
連邦軍の重装宇宙服を3Dプリントするために、[Dummy 13](セリアで販売している[戦闘フィギュア]のモデル)を改造して製作していきます。
初回は、G.M.G Collectionのフィギュアと同じスケールにするためにスライスソフトで縮小したデータをつかってフレーム部分になる[Dummy 13]を造形しました。
その他にも、3Dプリンターで造形したモデルは、インスタやツイッターに先にアップするので、よかったらご覧ください(フォローもしていただければ喜びます)
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