最近はWebラインティングの仕事に非常に興味がありまして、読んでみた本です。とても良いと思ったので感想を書きたいと思います。
Webライターという仕事
最近は、Webという媒体から情報を入手するのが一般的になっています。古くは掲示板から始まり、新聞雑誌系の企業が配信しているニュース系の記事のよかにブログやまとめ系のサイトなど、検索エンジンで知りたいキーワードを入力すれば大抵の情報を仕入れることが出来ます。
この中でもブログや特化したサイトに蓄積された情報記事を書いているのがいわゆるWebライターさんになります。
クラウドソーシング
Webライターさんが注目される1つとして「クラウドソーシング」サービスがあります。古い言葉で表現すると、いわゆる「外注」です。企業は、自前のリソースで処理できない仕事が生じた場合に業者に仕事を出していました。業者では、その技術に精通した職人さんを抱えており対価を支払うことで、自分で1から作業するよりも安く良いものを手に入れることが出来ます。
この外注先と企業をマッチングさせるサイトがクラウドソーシングになります。最近の傾向として特定の企業に雇われない技術者が増えてきており、フリーランスとして活躍しています。このフリーランスと仕事を出したい企業の出会いの場と言えます。
感想
ページ数は約250ページ。2時間くらいで読めました。新幹線で大阪から東京までの片道の社内で読み切れるくらいのボリュームです。あらかじめクラウドソーシングの仕組みを知っていると、もっと理解が深まると思います。
内容的には、クラウドソーシングでWebライターとして活躍している著者さんが、仕事を受注して報酬を得るために実践してきたコツやノウハウが十分に書かれています。
文章を書くというWebライターと言う仕事は、思いつくままの文章を原稿用紙に書きなぐるような部類の仕事と違って、テーマに対する調査から初めて、検索にヒットしやすいキーワードを選定し文脈の中に散らして、文章の数や文字数なども計算に入れて文章を書く仕事になります。
ある意味、科学的な発想が必要になる職種だと思います。
確かに企業として所属している身であれば、営業など外商的な部分や開発などの実務的な部分の役割分担があり、フリーランスの場合にはその2つの役割をこなす必要があることに気付かされます。
きっちり仕事を完遂させるだけでは不足で、自分をアピールして、次の仕事を獲りに行く。そんな仕事の流儀が理解できる本でした。
これからクラウドソーシングを始めてたいと思っている人にもおススメです。
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