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「ザ・サークル」 はSNSのシェアする恐怖よりシェアを獲る恐怖を教えてくれた

「ザ・サークル」どうしても、日本語版のビジュアルは好きになれないのでアメリカ版のビジュアルです。日本での公開日は、2017年11月10日です。あしからず。原題も「THE CIRCLE」ですが、キャッチ文が「KNOWING IS GOOD. KNOWING EVERYTHING IS BETTER」が日本だと「『いいね!』のために、生きている」になっています。これがチョット個人的に、変な感じです。

テーマはSNSへの警鐘

確かに、サブタイトルは言い当てています。現在のインターネットにSNSは欠かせません。Facebook、Instagramなど、その時あった状況をネットにアップして、時にはプライバシーの公開を平気になっている状況だと思います。おそらく原作もこの部分への警鐘がテーマとして取り扱っていると感じました。

ハーマイオニーがOLしてます

エマ・ワトソン演じるメイは、派遣で生活費を稼ぐ女性で、そんなある日、友達から世界最大のSNS企業「サークル」への入社面接の連絡が届くところからストーリーが始まります。

「ハリーポッター」のハーマイオニー、「美女と野獣」のベルなどファンタジー系の役が記憶にこびりついているエマが、どこか薄幸なOL役を素直に演じていて、そのギャップ間に新鮮な感じを受けました。

今でも大女優だと思いますが、将来、大女優になりますよね、たぶん。

モデルはジョブズ?ザッカーバーグ?

サークルのCEOはトムハンクスが演じています。毎週金曜日に社員に向けてのプレゼンテーションのシーンですが、現実世界でも似たようなシーンがあります。

モデルは誰なんでしょうか?ラフなスタイルに、口ひげなのでスティーブ・ジョブズさんです?それとも、SNSだからマーク・ザッカーバーグ?

24時間の監視?それとも公開?

予告で出されているので、ネタバレにもなりませんがサークルで働きだしたメイは、その働きぶりが認められ、サークルの新しい取り組みに参加します。それは自分のすべてをSNSに晒すことでした。

24時間、自分の行動をサークルにアップすることでメイは、数多くの支持者、そして無数のコメントに包まれながら生活をすることになります。

これは、現実世界でもフォロワーからの反応に承認欲求が満たされるための利用者の行動意識であり、日本版の「『いいね!』のために生きている」とはこのシーンを示しているんだと思います。

シェアが与える恐怖

個人的には、シェア(共有)が与える恐怖。すなわちプライバシーを公開することで知られてしまう恐怖。知らなくても良いことを知ってしまう恐怖など、ネットでの拡散が自分の他に他人まで傷つけてしまうということが素直に入ってきました。

そしてもう一つの市場を拡大する意味のシェア、24時間生活をSNSで共有することで多くのフォロワーを獲得してメイ。多くのフォロワーがシステムに登録している「サークル」。

2つに共通するのは、その影響力で多くの支持者を取り付けることで、間違った思想でも正しく感じてしまうことや、その多くの支持者の意見が暴走した時に、制御する術が無いという危険性を感じました。

この部分は、おそらくこの作品が警鐘として示してくれている事柄で、これからのインターネットで必ず露呈する側面であり、怖いからと言って拒否をするのではなく、SNSを使うすべての人が、予備知識として常に考えていく必要であると思った。

まとめ

SNSという場所を「使う」側と「使わせる」側で、こんなにも想いが違うという部分を映画が垣間見せてくれます。これからSNSを始める子供たちに教科書的な資料としても使える映画だと思いました。

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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