セミリタイア。ものすごく興味のあるネタで、Google先生に聞いてかなりのサイトを読みました。結局、転職サイトに直結しているサイトが多いですが、セミリタイア志望なので、転職というより自由業に憧れています。
と言っても、早めに資産を作り出し、早々と隠居して後は好きな事をしていく。(これは、「アーリーリタイア」と呼ぶらしいです)というのは望んでいなくて、これからも、今までのようにプログラムを組みながら、世の中に何かを提供して働いていきたい気持ちは変わっていません。
アーリーリタイアとセミリタイアの違いは別記事を読んでください。
じゃあ、何故リスクを「セミリタイヤ」したいのかというと単純に今の会社が嫌なんです。私は今研究開発関連の組織で、管理職として、プログラムを書きながら、メンバーをまとめる仕事をしています。
嫁ブロック
Webで調べると、本来は違う意味で使われたみたいですが、「嫁ブロック」という言葉があります。
退職なり、転職を妻に告げた場合に将来的な不安から同意や賛成がされません。人間の心理から当然と言えば当然で、専業主婦の場合には、高い確率でブロックされます。
元々は転職のエージェントが、決まりかけた転職がご破算になる場合の理由として使われていたようですが、最近では転職する本人が使う場合も多いようです。
このブロックを回避するには、妻からの信頼を得るしかありません。(かく言う、私もブロックが外せていると思っていませんが)
- 将来的な不安を取り除く
例えば、「貴方が体に不調を起こして働けなくなった場合、大切な家族を守れますか?」ということです。
実際に病気になってみないと分からないというのが回答になりますが、万一病気や怪我で働けなくなった場合に家族は誰が守るのでしょう。
反対に、体に不調を訴えるようになって「うつ病になるまで仕事をして欲しくなかった」とパートナーに言われたらどうしますか?
やりたいことが見えていて次に進みたい人以外、会社でかなり追い詰められている状況なので体の不調を訴えるようになっている場合もあります。そうなってしまうと、正しい思考が出来なくなるので、早めにパートナーには告げた方が良いです。
一緒に生活する以上、パートナーが働けなくなってからでは遅すぎます。結局家族を守りたいという気持ちは同じ(はず)なので、普段から理解を得ておく必要があります。
- 現状で手を尽くしてみる
部署移動とか、今の会社で継続する方法を探すのも1つの手段です。あまり有効な手段とは思えないですが、「手を尽くした」という思いが有ると納得感が違います。
しかし、これをやると会社に退職の意思を見せる可能性があるので、あくまで最終的な手段的として読んでください。
- 子供で退職することを共有してみる
中学生や高校生になる子供であれば、例え話でも良いので共有してみるという手段もあります。
私の場合は、かなり好印象でした。退職後に、どうやって「お金を稼いでいく」ような話をしてみると、思ったより真剣に聞いてくれて「それがダメだった場合は?」とか質問してくれました。
これから1年~5年のプランとか、上手く行かなかった場合のリカバリ方法とか、軌道に乗ったら、起業して会社を作るようなプランまで話してみると、「いいね。高校卒業したらお父さんの会社手伝おうかな」という話まで乗ってきてくれます。
幼稚園や小学生では分別が付かないので、やるだけ無駄です。あしからず
上司ブロック
いざ、退職願(届)を出すと、いろんな人から面談を受けることになります。
- 慰留
勤続年数が長ければ「慰留」というブロックが入ります。実現されるかは別にして、待遇などの面や将来的な話などで、現状よりも改善される案が示されることになります。それを振り切るには、それなりの理由を考えておく必要があります。私の場合は「やりたいことがある」(実際には、やりたいことは存在しなくても良いです)という理由で慰留を振り切ることができました。 - 保留
退職届を提出すると、雰囲気が一転します。受理されるまでに時間がかかることもあります、退職金や退職までの資料が用意されるまでの時間をかなりかけられることもあります。後任や引継ぎも、やっていた仕事に専門性や「やりたくない仕事」があれば、引継ぎ先が決定するのも時間がかかります。この辺りは、退職願を提出する前から想定しておいた良いので、引継ぎ先が見つからない場合などに手順書など、時間を見つけて書いておくことで、引継ぎ作業を効率化することができます。
自分の状況で考えてみる
私はしたいです。アーリーリタイア。なので自分の状況で考えてみます。
- 置かれている状況
配偶者もいますし、子供もいます。妻のパート収入もありますが、103万円の壁を超えている状況でもないので、現状は私の収入だけで生計を立てている状況です。 - 資産
負の資産はありません。(つまり家や車のローンはありません)持ち家なので、耐久年数を考えると、修繕費や固定資産税のみで家の運営は可能だと思います。正の資産は一応あります。そもそも借金をして何かを手に入れるという性格が功を奏したのか、多少の現金資産があります。 - 仕事と趣味
酒やタバコは今はしてませんし、ゴルフなど会社で必須と言われている趣味も無しでここまで来ました。反対に、小学校の頃から趣味だったコンピューターの知識とプログラムの腕だけで、現状のサラリーマンとしての地位も確立できています。おそらく、リタイアしても仕事はしたくてコンピューターに関連した仕事は続けていきたいと思っています。
結局最後は勇気(だよね)
1回の人生ですが、サラリーマンをしているとチャンスは1回しかないので(おそらく)計画とシミュレーションが必要になってきます。たとえシミュレーションでうまくいっても、
最後は「勇気」の一言に尽きると思います。次は、そのシュミレーションを考えていきたいと思います。
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